子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 湯温は適温、泉質は特に刺激なし
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 館内があまりに広いので、移動に時間が取られるかも
子連れ家族のための温泉ポイント
南紀旅行が決まったとき、私が一番入りたい温泉は湯の峰温泉のつぼ湯だったが、パパが一番入りたい温泉はこのホテル浦島の「忘帰洞」だったようだ。
須賀原洋行の「よしえさん」というマンガにこの忘帰洞に行く話がある。
それは大正時代に元紀州藩の徳川頼倫公が、帰るのを忘れるほどの名湯として忘帰洞と名付けたと言う巨大な天然岩窟風呂だった。
パパはガイドブックを差して、「ここだけは入ってみたい」と教えてくれた。
取りあえず那智勝浦に出て、ホテル浦島専用駐車場で、日帰りにはどういう手続きが必要か聞いてみたところ、勝浦港のホテル浦島案内所で料金を払い、ホテル送迎用の船に乗るとのこと。
ガイドブックなどでは、日帰り入浴料は500円となっていたが値上げしたようで、1000円になっていた。
高い?
送迎船、入浴、ランチバイキング込みで1500円というコースを見つけて、急遽、そちらを選択。ちょうどお昼時だったので。
日帰り入浴だけなら案内所で料金を払うのだが、ランチバイキングの場合は、現地で払ってくれとのこと。
船は一時間に3便ほどで、竜宮城へ行くイメージで亀の形をしている。
子供は喜ぶけど、大人はちょっと恥ずかしい…。
ランチバイキングは山上館のレストランで。
有名な果てしなく長いエスカレーターで登るので、お昼を食べる前に疲れてしまいだ。
メニューはデザートばかりが豊富で、何故ランチ?という感じ。
島全体が巨大ホテル?といったホテル浦島には六ヶ所(今は7ヵ所)のお風呂がある。
一番有名なのは忘帰洞で、他にも玄武洞といった天然の洞窟風呂があるのだが、あまりゆっくりする時間がなかったし、当時は子どもたちもまだ小さかったので、割り切って忘帰洞にだけ入ることにした。
画像はその日の男風呂だが(入れ替え制)、女風呂の方が狭いながらも景色は良かったように思う。
柵が無い海に面した露天風呂があって、たいそう眺めが良い。
はっきり言って、ホテル浦島は、私たちファミリーの趣味ではなかった。
でも、さすがの忘帰洞だけは、一度は入る価値があると思った。