子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
島根県で温泉津(ゆのつ)温泉に入ってきたかと思えば鳥取県では三朝(みささ)温泉。いずれ劣らぬ難読地名の温泉地だ。日本の放射能泉はそんなに強くないところが多いと言われる中、三朝温泉は世界有数、世界屈指のと言われるレベル。といっても放射能泉の入り心地とか正直自分にもわからない。
そんな1~2回入った程度でわかるような表面的なものではないんだろうけど。
さて、「たまわりの湯」は三朝温泉の公衆浴場で、菩薩から賜ったから「たまわりの湯」。以前は菩薩の湯と呼ばれていたようで、三朝温泉の観光案内所の隣にある。
なかなかどうして綺麗な館内で、まだ真新しさが残っている。浴槽は木製。広い。お湯はぬるめで透明だけど、わずーかに薄い濁りがあって緑色がかって見える。肌触りはキシついている。
お湯は浴槽内から注入され、そこから流れていくところが黒く染まっている。貴重だからお湯は必要以上にかいだすなといった注意書きがある。入っている人たちは本当にじーっと入っている。短時間でさっさと上る人なんていない雰囲気。時間の流れ方が違うみたいだ。
湯上りはとてもさっぱりした。そして指先はするするとよくすべるようになる。意外とつるつる系の温泉だった。