東京染井温泉SAKURA

小洒落た女性向けリラクゼーションスパ

  • 所在地 〒170-0003 東京都豊島区駒込5-4-24 TEL 03-5907-5566
  • 公式サイトURI http://www.sakura-2005.com/
  • 泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性-弱アルカリ性-高温泉)
  • 営業時間 10:00~23:00(22:30受付終了)
  • 定休日 年中無休 但しメンテナンスのための休館あり
  • 入館料 大人1,296円、3歳~小学生756円
  • 設備等 男女別内湯、露天風呂、サウナ、水風呂、休憩スペース(畳の広間、椅子席その他)、岩盤浴(有料)、レストラン、整体、アカスリ、エステサロン、ヘアメイクサロンなど
  • ※ おむつのとれていない子ども入館不可
[2012年2月のデータ ただし料金・営業時間は2015年3月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆  湯温はほぼ適温。塩分が濃いので長湯に注意。
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 赤ちゃん入館不可。また大人を対象とした雰囲気なので子連れにはあまり向かないかも

東京染井温泉SAKURA 体験レポート

東京染井温泉SAKURAの外観

 おばあちゃんの原宿としてつと有名な巣鴨駅から徒歩10分ほど。
 JR巣鴨駅北口を出て白山通りを右へ。ちょうど道向かいに斜めに入る地蔵通り商店街の入り口が見えてきたら左折する。
 さらに突き当りを左へ曲がると東京染井霊園の手前にSAKURAはある。
 なお、隣には東京スイミングセンターというスイミングスクールがあり、巣鴨駅前から共同でシャトルバスを運行している。

 染井と言えばソメイヨシノ。
 日本で桜と言えばソメイヨシノと思われるほどメジャーな花木だが、ソメイヨシノは一代限りで実生による子孫は存在せず、全てただ一本のソメイヨシノから接ぎ木クローンされて 日本全国に散らばっている。
 その元祖ソメイヨシノが作られたのが、江戸時代における染井村、すなわちこの染井温泉SAKURAのある豊島区駒込のあたりとされる。
 SAKURAと名付けられた温泉だけあって、まさに日本を代表する桜、ソメイヨシノの故郷なわけだ。

東京染井温泉SAKURAの門 東京染井温泉SAKURAの玄関

 東京染井温泉SAKURAは、同じ巣鴨でもリーズナブルで庶民的な地蔵通り商店街とは異なる雰囲気で、都会の隠れ家的な、仕事帰りの女性受けしそうな、そんな施設を目指しているようだ。
 目線の高さまで特に高級感を出す作りで、例えば浴室の洗い場などは黒で統一してある。
 備え付けのシャンプー、コンディショナーはDHCのオリーブオイル入りやMIKIMOTOのもの。メイク落とし用の洗顔料ボトルもシャンプーの隣に置いてある。

 温泉は都内北部を深く掘ると湧きだす黄色がかった透明の強塩泉だ。
 油の臭いがして少しべたつく感触で、とてもよく温まる。寒い冬の日にお勧めだ。
 SAKURAの温泉は残念ながら掛け流しではなく、濾過消毒してあるためかその特徴である濃さが少し薄目に感じる。
 といっても、しばらく入っていると肌がちりちりと感じられるぐらいに塩分濃度は十分だ。

 内湯の山桜桃の湯、露天風呂の桜王の湯、夜桜の湯といった浴槽に温泉が張られている。
 特に山桜桃の湯はぬるめで長湯に向いている。
 温泉以外では、細かい泡で白濁しているシルキーバスや、多様なジェットバスなども完備している。

東京染井温泉SAKURAのロビー 東京染井温泉SAKURAの休憩室。この他に畳のスペースも

 露天風呂の夜桜の湯に入って頭上を見上げると、何故か格子状に組まれた木が天井のようになっている。
 雨はもちろん日ざしもあまりよけられず、かといって露天風呂というには少しばかり開放感に欠けるような。
 格子の合間から見えるのは鈍色の空。予報では夜半から雪になるとか。
 東京の雪は季節風の風向きが変わったことを意味する。
 まもなく春が来る。ソメイヨシノ満開の春が。

東京染井温泉SAKURAへのアクセス(地図)と口コミ

地図だけだと入り口が判りにくいですが、建物の北側の通り沿いに入り口はあります。

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