氷川郷温泉 麻葉の湯 三河屋旅館

奥多摩の自家源泉温泉旅館

  • 所在地 東京都西多摩郡奥多摩町氷川1414 TEL 0428-83-2027
  • 泉質 メタホウ酸による規定泉(泉質名無し) 源泉名 氷川郷 麻葉の湯
  • 入浴時間 15:00~22:00 6:30~10:00
  • 入浴料 大人1,100円、子供600円
  • 設備等 男女別内湯、土蔵食亭(しばらく休業)など
  • 公式サイトURL https://mikawaya-ryokan.com/
[2022年9月のデータ ただし入浴料等は2023年12月のデータ]

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  • 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆  お湯は適温、泉質も問題なし
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドはなし

氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館 体験レポート

麻葉の湯 三河屋旅館の外観

東京都は温泉の数自体はそこまで少なくないのだが、宿泊できる温泉はめちゃめちゃ少ない。ローリーで運んでくるのを別にして、温泉地でカウントすると全国ワースト3に入るほど。

氷川郷温泉

その数少ない温泉旅館の一つ、奥多摩にある「三河屋旅館」はなんと自家源泉所有。東京都ではかなり希少な存在。

土蔵食亭
隣に建つ土蔵食亭(蔵のレストラン)は2022年のこの時休業中で、2023年現在も休業しているもよう

ただし、温泉とはいっても成分が薄く温度も低いいわゆる泉質名の付かない規定泉。メタホウ酸が5.7mg含まれていたので何とか天然温泉を名乗れる(メタホウ酸は5.0mg以上で温泉)

入口の温泉タンク
これは温泉タンク?
浴室の煙突
男湯は女湯より下にある

お風呂は内湯が男女各1つ。窓の広い長方形の浴槽で、緑が見える雰囲気はとても良い。窓は虫が入るから開けるなと脱衣所に張り紙があったので、開けたかったけど開けられなかった。

麻葉の湯の暖簾
女湯の入口
三河屋旅館の脱衣所
脱衣所、とても綺麗
麻葉の湯 三河屋旅館の浴室
浴室
三河屋旅館の男湯
こちらは男湯

男湯の方は女湯からさらに階段を下りていくが、特に川が見えるわけではないらしい。

浴槽の泡
浴槽の縁には泡が集まっている
麻葉の湯の湯口
湯口

お湯は無色透明で、特に塩素消毒臭がすることもなく、わずかに何らかの温泉臭がする。水道水とは違う弱いすべすべ感があり、浴槽の縁近くには泡が集まっている。

三河屋旅館の圧注浴
圧注浴

湯口とは逆側に2人分の圧注浴があり、これが誠にビミョーな高さ。座ると肩甲骨直撃で肩にも腰にも届かず、仕方なく踵を立てて正座するとウエストに当たるようになった。まあこれでいいか。

麻葉の湯 三河屋旅館の客室
泊まった客室、こちらも綺麗
客室の広縁
広縁
客室
客室の洗面台
部屋の洗面台

お風呂についてはこんな感じだが、食事は山の中の旅館らしくヤマメの刺身や自家製こんにゃくが出た。焼き魚もヤマメでたいそう美味しかった。東京都の水産試験場で大きく育てたヤマメらしい。

三河屋旅館の夕食
三河屋旅館の夕食、そういえば割烹旅館だった
ヤマメの塩焼き
ヤマメの塩焼き
朴葉味噌
朴葉味噌
三河屋旅館の朝食
朝食

ロビーに無料のマッサージチェアがあったのはうれしかったが、夕方ここに座っていたら完全に蚊の餌食になってしまった。特に足の裏を指されたのがヤバかった。かゆすぎて死ぬ。

三河屋旅館のロビー
ロビー
三河屋旅館のマッサージチェア
レトロなマッサージチェアも
古いラジオや電話
陛下のお写真
天皇陛下が皇太子時代に2回いらしたそう

翌朝チェックアウト時に大きなリュックを持った大勢の人がたむろしていたので、昨夜の泊まりは私たちだけだったのにと思ったら、これから山に登る人たちが荷物を預けていくようだ。下山したらここに泊まるみたい。登山客の利用も多い宿なのだ。

氷川郷温泉麻葉の湯

近隣の子連れ遊び場情報

  • 氷川渓谷
  • 氷川国際ます釣り場