あせび温泉 やすらぎの郷

板野町営の日帰り温泉

  • 所在地 徳島県板野郡板野町大坂椋木原30-1 TEL 088-672-1126
  • 泉質 温泉法第2条該当泉(硫黄による規定泉) 源泉名:甚左原温泉
  • 営業時間 午前10時~午後9時半(最終受付午後9時)
  • 定休日 水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 入浴料 大人600円、3歳~小学生400円
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、ジェットバス、気泡風呂、打たせ湯、ミストサウナ、ドライサウナ、水風呂、休憩室など    
  • 公式サイトURL http://www.town.itano.tokushima.jp/asebi_onsen.html
[2023年12月のデータ ただし、営業時間、入浴料等に関しては2025年5月のデータ]

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  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 

あせび温泉 やすらぎの郷 体験レポート

あせび温泉の看板
あせび温泉 やすらぎの郷の看板

徳島県の88個所めぐりでラストとした4番札所から近くて場所がいいからというだけの理由で選んだ日帰り温泉。意外にも硫黄系。ただし泉質名に硫黄泉と入れるほどの成分はなく、硫黄成分の量で天然温泉を名乗れる規定泉。pHは8.9となかなかの高アルカリ。

道の駅いたの
あせび温泉の足湯がある「道の駅いたの」

行ってから気づいたが、ここの源泉名、どこかで見覚えがあると思ったら、前回の高知県中心のの88箇所めぐりの時と、今回の徳島県中心の時と、2回とも立ち寄った「道の駅いたの」にあった足湯だ。

道の駅いたのの足湯
「道の駅いたの」の足湯

あの道の駅の温泉はここから運んでいたのか。

道の駅の足湯
まさか道の駅の足湯の湯元だったとは

さて、「やすらぎの郷」の施設は町営らしく、いかにも公共のセンター系日帰り温泉といった雰囲気。それもあってか入浴料が500円(立ち寄った2023年12月当時の価格、これをまとめている2025年5月時点では600円に値上げ)と、四国では破格の安さ。

あせび温泉やすらぎの郷の外観
あせび温泉 やすらぎの郷の外観

安いこともあって、とても地元に評判がよく人気がある。源泉温度は低く、加熱に燃料代もかかるだろうに、これだけ設備が充実しているのは素晴らしい。

やすらぎの郷の入り口
入り口

この日は駐車場も館内もぎっしり…と思ったら、冬至の日だったので露天風呂がゆず湯になっていた。みんなのお目当てはこれか。

やすらぎの郷の館内
館内
板野町の観光ポスター
板野町の観光案内など貼ってある

内湯は広いが、とにかく湯気がミストになっていて周りが良く見えないほど。浴槽は左側の大きいものがジェットバスと気泡浴の間のような作りのものと気泡浴があり、右の小さい浴槽が温泉風呂。この温泉のお風呂はかなり熱く感じた。加熱なんだからもう少しぬるくてもいいかも。塩素消毒集がするとともに少しつるつるする感じがある。源泉そのものは硫化水素臭がするらしいが、さすがに浴槽ではにおわない。

あせび温泉の館内図
館内図

露天風呂は前述のとおりゆず湯だったが、半端ない量のゆずを使っている。さすがは柑橘類がやたらと民家の庭に植わっている徳島県だ。洗濯ネットに大小のゆずが15~30個も入っているものが、惜しみなく10袋も浮いている。

あせび温泉の券売機
券売機
徳島ヴォルティスの選手のサイン
徳島ヴォルティスのサッカー選手のサイン

子どもなんか大喜びだ。みんなゆずのネットを抱きかかえてはしゃいでいる。

アルカリ性硫黄鉱泉

さすがにゆず湯はゆずの香りが強く、塩素消毒集は打ち消されている。露天風呂にはほかに打たせ湯もあった。

浴室暖簾

浴室は日によって男女交代のようで、ミストサウナとドライサウナのどちらかが付いていて、この時は女湯がドライサウナだった。サウナは本格的でなかなか熱い。水風呂は18度設定らしいがもっと冷たく感じた。

休憩室
休憩室には微妙な畳のスペースやマンガの本棚がある

「やすらぎの郷」に到着したときは雨だったのに、上がって外に出たらいつの間にか空は晴れていた。こんなにすっきり晴れ上がるとは思わなかった。

あせび温泉の外観 晴れ
上がったら晴れていた
あせび温泉の玄関

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