鳴門天然温泉あらたえの湯

子連れ家族のための温泉ポイント

鳴門天然温泉あらたえの湯体験レポート

高速バス乗り場「高速鳴門」へは専用のモノレール(？)に乗る

この時の四国旅は一人旅だったこともあり、極力交通費を節約しようと思って、行きはLCC、帰りは慣れない高速バスを使うことにした。結局高速バスを高級なマイフローラとかにしちゃったのであまり節約にはならなかったんだが、それはさておき高速バスで帰るためにはバス乗り場近くで時間調整の必要が生じた。

実際に乗った高級高速バス「マイフローラ」

バスは夜遅く出発するが、そんなに夜遅くまで過ごせる場所なんてない、夜中までやっている日帰り温泉を除いて。

マイフローラの車内、両側に座席が並ぶ

そしたらちょうどいいところにあったんだ、高速バス乗り場「高速鳴門」から徒歩数分のところに「鳴門天然温泉あらたえの湯」というおあつらえ向きの日帰り温泉が。

マイフローラの座席、広いしクッション性などはとても良いが、倒しても完全フラットにはならないので辛い

「鳴門天然温泉あらたえの湯」は鳴門ボートレース場の隣。

夜行バスに乗る前にお風呂に入ってさっぱりできるだけでなく、時間調整のために長時間滞在するので、ここは入館料に600円プラスしてロイヤルラウンジを利用する。

左が「あらたえの湯」、右が鳴門のボートレース競技場

鳴門天然温泉　あらたえの湯の外観

ロイヤルラウンジは単に休憩室があるだけでなく、マッサージチェアが無料だしマンガ3000冊とフリーWi-Fiがある。シャンプーバーや専用ロッカーもあって便利。これで万全。

玄関

ただフロントでロイヤルラウンジ料金を払おうとしたら、今はロイヤルラウンジは会員のみのサービスになったと言われて、その場で会員登録もさせられた。公式サイトにはそんなこと書いてなかったよなー。

ロイヤルラウンジの畳スペース

お風呂の方は天然温泉を使ったスーパー銭湯という感じ。サウナからジェットバスから電気風呂までなんでも揃って充実している。

阿波の国の神聖な麻の織物が「あらたえ」の由来とする説明

天然温泉は露天風呂のみ。露天といっても解放感はなくほぼ囲われているが。お湯は少し黄色っぽい薄濁りで、思ったより猛烈に濃厚な塩泉だった。おかげで飛び上がるほど傷がしみること。

湯口でなめてみると凄くしょっぱく、それ以上に苦い。においもあるがうまく言い表せない。

浴室入口

露天風呂にはテレビが設置されていて、この時は東京オリンピックのシンクロナイズドスイミングをライブ中継していた。日本も頑張ったけど他が強すぎ。うーん、勝てない。

シャンプーバー

また露天風呂ゾーンには陶器の浴槽が2つあり、一つは入ってみたが、もう一つの泡が出ているらしい方はずっと占拠している人がいてついに入れずじまい。

食事処「なるみ丸」

なるみ丸の座席

結局夕食もあらたえの湯で食べた

そうそう、男湯からは競艇場が見えるが女湯は特に見えない。ただロイヤルラウンジからなら見える。これを目当てにあらたえの湯に来る人もいるそう。まあ私がいた時は夕方だったので、何も試合はやっていなくて終始ただのプールみたいだったけど。

ロイヤルラウンジの窓から見る競艇場