奥日光湯元温泉奥日光高原ホテル

子連れ家族のための温泉ポイント

奥日光湯元温泉奥日光高原ホテル体験レポート

「とちぎにごり湯の会」にも入っている「奥日光高原ホテル」。奥日光湯元温泉に建つ洒落たリゾートホテルだ。友人のフルリーナさんに誘ってもらって、さとちんさんと女三人で泊まった。修学旅行生とかち合っているからとお安く出されたプランで、正直かなりお得だった。

3人一部屋でベッドは3つなのだが、一つはロフトで梯子で登るようになっていて、二段ベッドじゃないんだけどなんとなく屋根裏気分で楽しい。

夕食朝食とご飯も美味しく非常に満足。修学旅行生はお風呂に入る時間が決まっていて、その時だけ一部のお風呂が使えないという不自由はあったが、料金からすると全然不満はない。

夜の奥日光高原ホテル

さてここのお風呂だが、中浴場と大浴場があり、両方とも男女別、両方とも露天風呂付きだ。私たちは夜に中浴場、朝に大浴場に入った。

お湯遣いとしては大浴場が熱交換による非加水源泉掛け流し、中浴場は湧き水で温度を下げた加水掛け流しだ。この中浴場の加水に使った水は館内でも飲める美味しい水。

館内で飲める美味しい水

中浴場は浴室自体が少し暗く、その中で灰色の濁り湯に見えた。見た目は粉っぽくはなく、手を沈めていくとミルキーに消えていく。ぬるめのお湯はマッチを擦ったようなにおいがして、キシつくというか、吸い付くような肌触り。上がるとひやりと少し寒かったが、時間が経つと温まってくる。

奥日光高原ホテルの中浴場

熱交換の大浴場は源泉の濃さが実感できる。色は少しだけ青みが入った美しい白濁で、日によっても色合いや濁りの濃さが違うという。

奥日光高原ホテルの大浴場　内湯

お湯の流れの留まるところには粉っぽい湯の花がたくさん浮いている。マッチ臭に加えてゆで卵臭もする。キシつきの中にとろみも感じる。

内湯は気持ち熱めだったが、露天風呂は外気の影響が強く少しぬるめだった。長湯するには露天風呂の方がいいかもしれない。話がはずむ楽しい女子旅にはぬるめ濁り湯の露天風呂はぴったりだった。

奥日光高原ホテルの大浴場　露天風呂