子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 熱いときは熱い、濁り湯で深さがわかりにくいので注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
日光ではお寺で温泉に入れる。しかも源泉湧出地のすぐそばだし、お風呂の後にはお茶とお茶菓子までいただけると聞いて、前々から行ってみたかったのがここ。いかにもパワースポットで入れる温泉的な。
日光マスターのフルリーナさんに連れてきてもらった。
普段はお湯がかなり熱いらしく、お寺の方は気をつけてくださいねと言う。しかしご本人は熱いお湯にすっかり慣れてしまっているため、自分は他の人が入ってぬるまってしまったお湯は苦手だと言う。
石のブロックを積んだ壁に四角い木の浴槽。華美なところもなく有り難い気持ちになる浴室。少し緑色がかった灰色の白濁湯。天候、温度、加水状態など日によっても色を変えるそうだ。
この日のお湯は熱すぎずぬるすぎず入りやすい温度。立ち上るゆで卵臭。刺激はとくにないまろやかな感じだ。鮮度がよく大きすぎない浴槽がいいんだろうね。
湯上がりはとても爽やかで、休憩室でお茶を手に涼んでいるとサーッと風が吹き抜けて汗を乾かしていく。
なお源泉がポコポコと湧いている様子はすぐ隣の湯ノ平湿原の湧出地で見学できる。奥日光湯元温泉の各旅館もここに源泉を所有しているようで、湯だまりのあちこちに旅館の名前が書かれた小屋状の囲いが点在している。
それと冬期は日帰り入浴は休業しているが、毎年1月の最終日曜日には温泉寺節分大祭が開かれている。ここに入浴した半年後の2020年に訪ねてみたが、これがなかなかすごい。境内から福男福女が福を投げてくれるのだが、日用品、おもちゃ、お菓子、なんでもあり。大人も子供も福を受ける大きな袋を持って大集合なのだ。