子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質 ★★★★☆ 温度は少し熱め、塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
そういえば「かんぽの宿」はみんなマイステイズに買収されて「亀の井ホテル」にリブランドしちゃったんだよね。ここ、塩原も例外ではなく。ただ私が訪問した2021年の時点ではまだ「かんぽの宿 塩原」だった。たぶん経営が変わってもお風呂はそのままだと思うが。
塩原温泉には6種7色3性質の温泉があると言うが、7色のうち1色、黄金色とされるのは塩原では(現在は)ここだけ。源泉は鹿股2号で、以前営業していたホテル塩原ガーデンでも一部使っていたと思うけど、もう廃業して久しいしな。
浴室に入ると右にこの黄土色の濁り湯、左に少し小さいジェットバスがあり、露天風呂に出ると濾過循環した透明な岩風呂がある。
まず内湯の温泉へ。黄金色のお湯は体を沈めると下の方に向けてゆっくりと見えなくなる程度の濁り。
肌辺りはほどよくすべすべ。加水で43度程度になっており、最初は少し熱く感じたが、なじんでくるに従いむしろぬるく感じるのが面白い。しかしそれとともに温まり方が激しく、とうてい長湯なんてできない。すぐのぼせちゃう。
においは淡い。湯口では土のようなにおいがし、離れると少し揮発する臭素っぽくなる。味はやはり淡い鉄分と塩分。
露天風呂はさっきは透明と書いたが、よく見るとかすかに緑濁。内湯が加水で温度を適温にしているのに対し、露天風呂は濾過循環しても非加水なので、成分によってはこちらの方が濃い可能性もあるね。
あとジェットバスはジェットがけっこう熱かった。背中に当てるとあちちちちって。