子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッド、ベビーバスあり
子連れ家族のための温泉ポイント
2024年7月22日にリニューアルオープンして「大江戸温泉あたみ」から「大江戸温泉premiumあたみ」にグレードアップするらしい。とりあえず体験したのは2023年のことなので、premiumになる前のことだ。だから少し情報が古い可能性があるがお許しを。
取材で訪れたので、特別にお風呂の撮影もさせてもらった。なお、ここは熱海駅から近いのが強みのファミリー向けホテル。
さて、大浴場は「檜の湯」と「光彩の湯」の二つがあり、夜に男女を入れ替える。夕方は「檜の湯」が女湯固定で、「光彩の湯」が男湯固定だった。なお、「檜の湯」の浴槽の檜が劣化してきているので、取材時には近々リニューアル予定だと聞いていた。公式サイトを見ると当時「檜の湯」だったところは「万丈の湯」となっているもよう。
「檜の湯」は内湯1つと、露天風呂2つだ。露天のうち1つは岩風呂、もう一つは単に露天風呂と呼ばれ、どちらも屋根はあるものの外気浴できるようになっている。
そして露天風呂は長方形のマジックミラーの窓があり、海が見える。これは「光彩の湯」の露天風呂も同じ。
お湯は無色透明。においは塩素消毒臭が強めだが、ぎっちりギシギシするほど肌触りは軋む。海水のようにしょっぱ苦い味がする。
源泉は藤沢湯と熱海151号泉となっているが、この藤沢湯はすぐ近くのコンビニの隣で湧いている。近くを通れば櫓も見える。源泉温度は高いので、加水循環して使っている。加温もあると記載されているが、これは機械で温度を自動調節する際に、下がりすぎた時のみ行うもので、通常は加水のみとのことだった。
「檜の湯」は窓側を浅く作ってあり、半身浴にも子供と一緒に入るにも使いやすい。子供と一緒といえば、ベビーバスもベビーベッドもあり、子連れで行くにはとてもありがたい施設だ。
朝にはお風呂の入れ替えがあったので、「光彩の湯」にも入ってみた。こちらは長方形の内湯は、1つだけだけど大き目の露天風呂がある。
さっきも書いたように、こちらの露天風呂にもマジックミラーの窓がある。こちらからは海だけでなく初島も見えた。
ちなみに私が入った朝風呂は朝食後だったが、夫は朝食前に「檜の湯」に入っていて、日の出の瞬間、女湯になっている「光彩の湯」から歓声が上がったと言っていた。おそらく露天風呂の窓から見える日の出の海に、感激したご婦人方が、思わず声を上げたと思われる。