子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆
子連れ家族のための温泉ポイント
伊豆では飲める温泉として、昔からここのCMが流れているらしいよ。だから伊豆半島でもなかなかの山の中で一軒宿の秘湯らしいのに地元では知らない人はないみたいな温泉。
秘湯とはいっても、鄙びた感じ以上に巨大な温泉施設だなと思う。宿泊施設も檜風呂付きの本館、庭園檜風呂付きの正運館、長期滞在向けの産土亭、露天風呂付き客室のピグマリオンと4種類あり、お風呂も宿泊者用の「ガラティア観音乃湯」と日帰り温泉の「観音プリンシプル」と2ヶ所にあり、このほかに源泉のペットボトル充填工場や農場もあるらしい。
取材で訪れて、撮影は宿泊者用の「ガラティア観音乃湯」で行い、実際の入浴は日帰り温泉の「観音プリンシプル」で行ったため、ここでは文章と画像が乖離しているけど許してほしい。
なお、「ガラティア観音乃湯」は第一号井と第二号井の混合で、「観音プリンシプル」は第三号井。どちらも内湯と露天風呂があり、館内で飲泉もできる。
温泉はペットボトルに詰めて引用として販売され、またこの源泉を使ったコスメなどもショップで販売している。伊豆半島でも突出したpH9.5という高アルカリの源泉ということで、クレンジング効果に優れている。
お湯は無色透明。最大の特徴はアルカリ泉らしいにゅるにゅるとした手触り。木製の浴槽でとくに滑りやすいように思う。
内湯も窓が広くとても明るい雰囲気だが、露天風呂ゾーンはさらに広々としていてリゾート感ばっちり。
観音温泉は飲めばくせのない味わいで美味しく飲める。だからこそこれだけ大々的にペットボトルが販売されているんだろうけど。
観音温泉の名前の由来は、創設者の夢枕に観音様が現れて温泉の発見につながったことから。また工事中に観音座像が出土したという。このあたりはとても仏教的なのに、ガラティアとかピグマリオンというとギリシャ神話では。この辺が独自解釈という感じでユニークかも。