子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 泉質に刺激はないが、湯は少し熱め
- 設備★★★★☆ 雰囲気★☆☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
私がここに泊まった当初はここはある意味クローズドな施設だった。今は四季倶楽部の経営となり、誰でも気軽に利用することができる(さらにその後、アンダ倶楽部となった)。
伊豆半島の中でも、伊豆高原というのは昔から可愛いペンションや小さなミュージアムが沢山あるイメージがある。桜並木も有名で海以外にも楽しめる。
温泉地としてのイメージはあまりないが、伊豆高原周辺でも密かにあちこちで温泉が湧いているので、天然温泉の宿も多い。
さて、こちらの源泉は、対島24号泉となっていて、湧出地は、伊東市富戸字三野原となっている。ちょうど伊豆急行の富戸(ふと)駅の手前に三之原トンネルというトンネルがあり、近くに三の原というバス停もあるので、全部字が違うが、おそらくその辺りで湧いているのであろう。源泉温度は63.9度の、カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉だ。
男女別内湯だけで露天風呂は無い。循環はしているようだが、なかなか良い湯。
熱め設定なので長湯はできないが、子供でも嫌がらずに入れる温度だ。
深さはそれほど深くなく、無色透明。ごくわずかに細かい白っぽい湯の花が漂っている。味は高磯の湯より少し濃い塩味。こちらは雑味もあって、ミネラル塩のような味。臭いは出汁の臭い。それもカツオじゃなくて昆布出汁。煮物に向きそうだと思ったが、翌朝再び入りに行ったら、出汁の臭いより、焦げたような臭いの方が強くなっていた。
ジャグジーもついている。
湯口の周りはゴビゴビと白い結晶がこびりついて固まっている。カルシウムが泉質名の頭につくだけあるかな。
脱衣所にはベビーベッドが備え付けられていた。
また、浴室の手前にある休憩室は、和室ではなくソファーの置いてあるタイプだが、マッサージチェアが二台と、背筋伸ばし専用のベッドがひとつあった。よく日帰り温泉施設などでコインを入れて使う有料の物は見かけるが、無料で使い放題のものは初めて見た。実は使用してみたのもこれが初めて。なるほど、くせになりそう(笑)。