さいたま清河寺温泉

非加熱生源泉では泡つきも楽しめる日帰り温泉

[2023年8月及び2006年2月のデータ ただし料金・営業時間は2025年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆ 湯は浴槽によってはぬるめ、泉質にも刺激無し
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気 ★★★☆☆ オムツの赤ちゃんは入浴不可、休憩室あり

さいたま清河寺温泉 体験レポート

2006年のレポートの後ろに2023年にニフティ温泉で取材撮影した時のボツ写真をいくつか貼ります。

さいたま清河寺温泉の入り口 さいたま清河寺温泉の浴室
内湯は循環仕様、生源泉掛け流しは露天風呂

 あの伝説の清河寺温泉が帰ってきた・・・。
 そう色めき立った温泉ファンも多い。
 2003年に旧大宮市のパチンコ屋駐車場にある日掛けられた仮設の浴場には、当時、埼玉でこんな温泉があるの?というような、吃驚するような極上の天然温泉が溢れていた。

 あれから2年。
 ようやく待ちに待った日帰り温泉施設が完成した。

 新施設オープンは2006年2月2日。
 本当はオープンしてすぐに駆けつけようと思っていたのだが、時節柄子供がインフルエンザに罹ってしまい、一週間遅くなってしまった。
 あのとき駐車場にしてはずいぶん広いなと思っていたスペースに、立派な和風の建物ができていた。
 入り口の立て看板には「いいお湯あります」。

 下駄箱ロッカーはコインがいらない。
 正面に券売機。
 浴室まではくねくねと廊下を渡る。
 脱衣所ロッカーは100円だが、使用後はコインが戻る仕組み。

さいたま清河寺温泉の生源泉浴槽 さいたま清河寺温泉の露天風呂
円形の露天風呂が非加水非加熱の生源泉風呂

 露天風呂には町のセンター系にしては悠々とした三つの浴槽があり、全て源泉掛け流し。左が非加熱の生源泉湯、中央が適温の源泉岩風呂、右が熱めの源泉あつ湯となっている。
 最近の非加熱源泉には「生」をつけるのが流行なのかなと思いながら、温めのそこに入ることにした。
 湯温計は30度を差しているが、体温より微妙に温かい気がする。
 たぶん湯口近くは35度ぐらいありそうだ。

 湯口から離れた澱みにはもっとひんやりした湯が横たわっている。
 湯中に細かい泡がびっしりと漂っていて、みるみるうちに肌が泡に包まれた。
 仮設浴場時代の、あのお湯というよりまさに泡の中に入っているようだったあれと比べようは無いが、それでも十分に泡付きの楽しめるお湯になっている。
 ちょうど先日行ったばかりの栃木温泉湯楽の里と同じくらいか。
 湯口に手を触れると、みるみるその手にも泡がついていくのが判る。
 泡のつく手触りが楽しくて、何回も何回も腕を撫でてしまった。

 臭いは鉄の臭いと出汁の臭いを合わせたような感じで、味は塩味薄目の海苔茶漬け風。後味に弱い苦みが残る。
 色は透明感のある薄い茶色だ。

 気温が低く風も強かったので、生源泉湯から出るのには勇気がいった。
 出た瞬間凍えるような気がする。急いで隣の加熱浴槽に移動した。
 加熱浴槽の方も色や臭いはしっかりしているが、泡付きが無い分、きしきしとした肌触りが感じられる。
 でもあの泡の手触りが無いのがつまらなくて、しばらく温まったらまた生源泉湯に戻りたくなってきた。

 男湯の方は生源泉湯にあまり泡が無いらしい。
 お湯の温度も25度ぐらいしか上がらないという。
 どうも、さいたま清河寺温泉は女湯の方が条件がいいのかもしれない。

さいたま清河寺温泉の湯口 さいたま清河寺温泉の稲庭風うどん
加熱掛け流し浴槽の湯口と食事処「竹膳」の稲庭風うどん

 結局非加熱の生源泉湯でほとんどの時間を過ごしてしまった。
 最後だけ加熱浴槽で温まって上がった。
 湯上がりの肌は、少し時間が経つとクリームでコーティングしたようにすべすべ。
 またあの泡の感触を確かめに、行きたいなと思う温泉。


以降、2023年8月撮影の写真(取材による営業時間外の撮影)

さいたま清河寺温泉女湯内湯
女湯内湯
天然温泉と高濃度炭酸泉
天然温泉+高濃度炭酸泉
ジェットバス
ジェットバス
替わり湯
ひのきオイル配合だった替わり湯
温泉+炭酸泉
天然温泉+高濃度炭酸泉の浴槽
女湯露天風呂
女湯露天風呂
つぼ湯
つぼ湯
生源泉湯
生源泉湯
さいたま清河寺温泉の露天風呂の竹林
露天風呂から竹林が見える
寝ころび湯
寝ころび湯
源泉岩風呂
屋根の下は源泉岩風呂

女湯のサウナ

近隣の子連れ遊び場情報

  • さいたま水上公園(プール(夏季及び室内)、スケート(冬季)など)
  • 大宮公園
  • 上尾丸山公園
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