おふろの王様和光店

子連れ家族のための温泉ポイント

おふろの王様和光店体験レポート

おふろの王様和光店の「かまくらうんじ」

埼玉の和光にちょっとお洒落な日帰り温泉ができたということで、ニフティ温泉で取材に出かけた。おふろの王様チェーンだからもっと家族連れ向けの大衆的なスーパー銭湯だと思ったら、確かに若い女性をターゲットにした感じの洒落た館内だった。

「わぴあ」にあるおふろの王様和光店

家族連れ向けじゃないわけじゃない。ちゃんと浴室にはベビーバスも用意されている。それも女湯だけでなく男湯にも。

かまくらうんじ

ただ、特に洒落た雰囲気の休憩フロア「かまくらうんじ」はお子様入場禁止。ここは若い大人向けだね。

こちらは無料エリアの「くつろぎラウンジ」、無料と言ってもおふろの王様入館料は必要だけれども

もともと和光市広沢複合施設「わぴあ」を中心とした再開発で温浴施設を入れようということになって、おふろの王様が手を挙げてオープンが決まったという経緯。

かまくらうんじの本棚、マンガがそろっている

しかし温泉施設としての認可手続きに思いのほか時間が掛かり、2021年12月のオープンに天然温泉導入が間に合わなかった。温泉導入は遅れての2022年2月からとなったが、それまで施設を遊ばせておくわけにもいかなかったので、最初の2か月間は水道水を沸かして温泉じゃないスーパー銭湯として営業していた。

ここから浴室、画像は取材撮影

お湯は敷地内の地下1500メートルから汲み上げている。これはニフティ温泉の記事にも書いた話だが、分析表に記載された当初のお湯よりも、時間が経ってより温泉らしい特徴が出てきたということで、もしかしたら最新の成分は掲示されている分析表と少し変わっている可能性もあるらしい。

内湯

掛け流しの浴槽はないが、内湯、露天風呂、さらには高濃度炭酸泉まで温泉を非加水で使用しているのが特徴。

お湯の色はモールカラー、奥のジェットバスはこの時まだスイッチが入っていない

色はモール泉らしい黒さで、すくってみれば透明感はあるが、浴槽の底の方はまったく見えないほどに黒い。手触りははっきりとしたすべすべ感がある。

ここから露天風呂

3つ並んだつぼ湯

においは甘い植物臭でいかにもモールっぽい。少し焦げゴムみたいなにおいが混ざることもある。塩素臭は特に感じられなかった。このにおい、かなり強めで湯上りに半日ぐらい過ぎてもまだ肌がモール臭い。