子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ ぬるめ浴槽有り、泉質は特に問題ないが塩分が強いので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ 5歳未満入館不可、休憩室有り
見沼天然温泉 小春日和 体験レポート
埼玉に小奇麗な日帰り温泉が増えたなぁというのが最初の印象。
ここは大宮駅からバスでアクセスできる見沼天然温泉小春日和。大宮駅寄りはマイナーだが北浦和駅からは一時間に一本程度の頻度で無料送迎バスも出ている。
多くの日帰り温泉は10時にオープンするが、ここは土日祝日に限り9時から入れる。
そのことを知らなかったので到着した10時少し前に既に広い駐車場が混雑しているのを見てびっくりした。
期間限定で行っている午前中入館でワンコイン500円(当時の価格設定)という料金設定が人気で、それ故に朝から来る人が多いようだ。一度入館してしまえば、追加料金も不要で夜までゆっくりすることもできる。
小春日和の食事処と庭園
施設は設備が整っていてぴかぴかで、露天風呂などもゆったりしたスペースが取られている。
洗い場のボディーソープは炭入りのもので気に入った。
お湯は塩分の強い黄褐色のもので、内湯にも露天風呂にも掛け流しの浴槽がある。
掛け流しの浴槽にも温度で変化をつけていて、低い源泉温度を活かしたお風呂、適温まで加熱したお風呂、正直相当熱いと感じるお風呂までバリエーションに富んでいる。
臭いは油系の臭いだがそんなに強くは無く万人向け。わずかに細かい湯の花あり。
露天風呂にテレビを設置しているのは昨今の流行りなのかもしれないが、ちょっと違和感がある。
浴室へ続く廊下の様子 黄褐色で塩分が強いお湯
お客さんも地元の人が多いようで、内湯の源泉浴槽に入ったら、話しかけてくださった方の言う地元の地名がさっぱり判らない。
が、それもまた楽しい。
さすがに冬晴れの朝だからか、一番ぬるい源泉浴槽に入っているとじわじわと冷えてきた。
ざばっと上がると風が吹いてきて身震いした。凍えそうだよ。
本当は非加熱源泉浴槽だけで上がろうと思ったが、一番熱いお湯で体を温めることにした。熱いお湯もしゃっきりとして良い。
小春日和の足湯と、庭の片隅にある鳥居とお社
小春日和はついついそのまま浴室に行き、またあるいは休憩室兼食事処でごろりと横になってしまいそうだが、池のある庭園や、傍ら朱塗りの鳥居の建つ屋根付きの足湯など、隅々まで行きとどいた日帰り温泉だ。
【2016年4月追記】
小春日和にナノ水素岩盤浴がオープンした。石油ストーブで知られるコロナ社のナノリッチを使った日本初登場の岩盤浴らしい。早速体験してきた。
水素とかクラスターイオンとか言われるとプラシーボ効果？とか思ってしまう私だが、水の粒子を細かく砕いたというミストはなかなかいいと思った。ホントにベタベタしないのにしっとりするんだよね。
自分はあまり汗をかかない体質なんだけど、それだけに最初の10分位は外側からしっとりするばかりで効かないんじゃないの？体は楽だけどさなんて思っていたけど、それが15分位を過ぎたあたりから急に発汗。面白いくらいだった。
終了後はすっかり体が軽くなる。もちろんそのあと温泉にも入るわけで、やっぱり小春日和の温泉はいいなっていう結論に。
あと、前から気になっていた足湯のところにある鳥居。小春日和の菊池女将に聞いてみたら、もともと小春日和は会長宅の敷地だったわけだけど、商売人だから商売繁盛するようにお稲荷様を祀っているって教えてくれた。
なかなか縁起の良い日帰り温泉であるかもねぇ。
小春日和のナノ水素岩盤浴。窓のある女性専用と、広い男女混合の部屋。画像は両方ともクリックで拡大。
近隣の子連れ遊び場情報
- 見沼自然公園
- しらこばと運動公園