子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ お湯の温度、泉質は特に問題なし
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★☆☆☆ 階段が多いので注意
子連れ家族のための温泉ポイント
新大阪から京都に移動する途中で、駅から近い温泉ということで立ち寄ってみた。JR高槻駅と阪急京都線 高槻市駅の間だから本当に街の中。この二つの駅は歩いても5~6分しか離れていない。結局行きはJR高槻駅から天神の湯に行き、帰りは阪急京都線 高槻市駅から京都嵐山方面に向かった。
関西の温泉に詳しくない私は、天神の湯というと群馬県の高崎天神の湯を思い出す。あちらは高崎の天神の湯で、こちらは高槻の天神の湯だから、もう紛らわしいこと、このうえない。
天神といえば菅原道真公のことで、この温泉が天神の湯と名乗るのは、「北山の天神」さんこと、「上宮天満宮」のおひざ元・高槻の日帰り温泉だからということらしい。入口の横には天満宮のシンボルである天神の撫で牛も、ちゃんと鎮座している。
ここは街中らしくビルの温泉。ロビーは隣接するワークホテルアネックスと共通で、日帰り温泉を利用する客は専用エレベーターでフロント階へ上がる。
フロントと同じフロアには岩盤浴があり、ひとつ上のフロアに男女別の浴室。どことなく館内は落とし気味の照明で、都会的な雰囲気を醸し出している。
脱衣所のロッカーキーは電子のタッチ式。浴室はワンフロアの狭さを逆手に取って、中二階を含む立体構造。おおまかに分けて、下段の内湯、中二階の内湯、上階の半露天風呂、上階の露天風呂。さらに洗い場が一ヶ所に固まっておらず、あちこちに点在している感じ。いろいろと隙間利用しているところが興味深い。
下段の浴室は意外とよその日帰り温泉とは違った雰囲気。なんて言えば的確なんだろう。別段囲われているわけじゃないんだけど、妙に洞窟っぽい。
中二階には人工炭酸泉。ここの泡はかなり細かめ。
上階の露天風呂が一番広々としていて、ここは一般的なチェーンのスーパー銭湯っぽい作り。露天風呂の浴槽の一つは源泉掛け流し風呂となっていて、とりあえずここに落ち着くことにした。
源泉風呂は岩風呂。お湯は濁りの無い薄黄色でモール臭と僅かな泡付きと顕著なすべすべ感がある。ただし湯口は猛烈に塩素消毒臭い。関西の温泉はしばしば塩素入れすぎなんじゃないかと思う。入れろという指示があるんだろうから仕方なかろうが、掛け流しと言いつつも東京近郊のスーパー銭湯の循環したお湯より塩素消毒臭いところがほとんどだよ。
露天風呂エリアの屋根とか人工炭酸泉浴槽の周りとか、造花すぎる葉っぱがせっかくの都会的な雰囲気を壊していて少々残念。その他は全体的にとても綺麗な施設だった。
帰りは阪急京都線の方に出たいと言ったら、入口にいた施設の人が直接屋根付きの高槻センター街アーケードに出られる通路を教えてくれた。さらに駅までの行き方も。親切にしてもらって嬉しかった。ありがとう。
後日、取材させていただきました。天神の湯を併設したビジネスホテル「ワークホテルアネックス天神の湯」は綺麗でコスパ良くめちゃめちゃ快適。京都のホテルがなかなか予約できないと聞く昨今、京都観光にも大阪観光にも穴場でおすすめです。
残りの画像と内容に関しては、ぜひ記事の方をご覧ください
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