子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★★☆ 源泉は熱いので注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドはないが棚が使えるかも
子連れ家族のための温泉ポイント
ここも2ヶ月前に別府に来たときにお世話になった民泊のオーナーに教えてもらった温泉。原爆症で知られている温泉と聞いていた。にゅるにゅる湯の豊山荘のすぐ裏手だ。
入口に1957年に原爆症に効くとニュースになったと張り出されている。また屋内にはベネフィット・フォーユーの熱源と原爆症に効果があると言われてきた自然湧水を使用し、さらにベネフィット・フォーユーのタンクからポンプアップさせてもらっていると明記されている。
総合すると、原爆症に効くと過去にニュースになった源泉は温度が低く、ベネフィット・フォーユーが所有する高温の温泉から熱交換したり、混ぜて温度や量をアップさせているということだろうか。
浴室の雰囲気はちょっと別府の共同浴場らしくない。どこが、と聞かれると困るんだけど、どちらかというと別府以外でいわゆる「共同浴場」としてイメージするものに近い。関東なら塩原あたりとか。
でも入り口前に仏様が祀られているところはいかにも別府。浴室に生花が飾られているところは、地元の人がここをとても大切に使っていることを思わせる。
天井に湯気抜きのある木造建築で、湯口から流れ出るお湯は浴槽の縁を越えて床にあふれ出ている。
お湯はわずかに白い濁り。放置しすぎたゆで卵のにおいにプラスして、パンを焼いたような香ばしいにおいが漂っている。温度は少し熱め。すべすべとした感触が強い。
注意書きの張り紙が多く、特に目に付いたのは「湯たんぽを汲むの禁止」。湯口の源泉が高温だかららしい。たぶん火傷をした人がいたのだろう。