別府観海寺温泉向原温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

観海寺温泉向原温泉体験レポート

向原温泉に行く途中に見た別府の景色

別府八湯と呼ばれるのは、別府温泉、鉄輪温泉、浜脇温泉、亀川温泉、明礬温泉、柴石温泉、堀田温泉、観海寺温泉の八箇所(順番に特に意味はない)。

観海寺　向原温泉の受付

この中でいっちばん最後に入ったのが観海寺(かんかいじ)温泉。この向原(むかいばる)温泉がそれだ。つまり向原温泉で一応八湯制覇ということになる。

観海寺　向原温泉の入口

観海寺温泉は別府温泉郷の中では八十八湯のスタンプが押せる共同浴場が少ない温泉地。なんせここだけ。他はみんなホテルや旅館で、入浴料が千円以上するところがほとんどと、別府の中では割高感があるエリア。

観海寺　向原温泉の浴室

しかし向原温泉だけは100円で入れる。本当にありがたいことこのうえない。

観海寺　向原温泉の脱衣棚

場所はローソンの隣の隣。やたらと無銭入浴を禁じる張り紙が多い。たった100円の入浴料なのに、そんなに不届きなやからが多いのか。

観海寺　向原温泉の標語？

脱衣所と一体型の浴室で、階段を降りて入るようになっている。湯桶の収納場所がちょっとわかりにくい。

観海寺　向原温泉の臨時入湯者用湯桶

お湯は青い。青く美しくわずかに濁りがある。よく見ると、白い小さな消しゴムかすみたいな湯の花が表面にいっぱい。底には沈んでおらず、全部浮いている。単純泉だけど、硫黄成分でカランは真っ黒に。

観海寺　向原温泉の男湯

すごく熱いのかと覚悟して入ったが、ちょうど適温だった。浴槽のお湯からはマッチ臭が少し。浴槽横の槽の中からはかなりはっきりしたマッチ臭。

お湯の表面に浮く湯の花

感触は少しきしつき。よくあたたまり、湯上がりは体もマッチ臭くなっていた。振り返ると窓から差し込んだ光が浴槽のお湯に反射してきらきら。

観海寺　向原温泉の女湯