子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆ お湯は熱いことが多いらしいので注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
2015年にいったん閉業し、翌年4月に再開した共同浴場。前日に地獄原温泉で足を痛めているなら絶対にここ!と夫婦して勧められた温泉、それがこの「すじ湯温泉」。
その時に足腰に効くだけでなく「熱い」とも聞いた。熱い理由は加水無しのため。なんで加水無しかというと、それがこだわりというよりも、単に水道がないかららしい。明快すぎる。
しかし建物の外側には高温の温泉の温度を下げるための湯雨竹(ゆめたけ)あり。適温にする努力を怠っているわけではない。
このほかに西部劇に出てきそうな上下の空いた両開きドアや珪藻土の足ふきなどが洒落てる。水が出ないから石鹸を使うなという張り紙あり。
なお、熱いとは聞いていたがこの時はそんなに熱くなかった。ちょうど良い湯加減。
お湯の色は黄色っぽい透明に見えるが、湯船の底が染まっているだけかもしれない。
確かに入ると足の痛みが和らぐ気がする。箱根で痛めた足は整骨院で入浴中に動かせと言われていたけれど、通常はズキズキする。それがすじ湯温泉では痛みが少ないような。もちろん本当に効果を上げるためには通い詰める必要があるのだろうが。
お湯のにおいはあるが、うまく表現できない淡い穏やかなにおい。肌触りは滑ってからきしっと止まる。
浴槽には湯口らしいものがなく、いまいちどこからお湯が出ているのかわからない。浴室の隅にある槽にひしゃくが置いてあったから、少し汲んで浴槽に入れてみた。熱いかもしれないこのお湯に直接触る勇気はなかったため、入れたら熱くなるのかぬるくなるのか変わらないのかさっぱりわからない。
そのうち手すり近くの段差のところに小さい穴があり、そこから時々熱いお湯が出ているのに気づいた。
熱くはなかったはずなのに湯上がりの汗と疲れ方が半端ない。なにげにヘビーなお湯とはまさにコレ。