別府温泉上原温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

別府温泉上原温泉体験レポート

一つ前に入った「上田の湯九日天温泉（かみたのゆくにちてん温泉）」もなかなかの難読だったが、意外とこっちも難しい。「上原温泉」をシンプルに「うえはら温泉」と読んではいけない。このあたりでは「原」は「はる」、そして「上田」が「かみた」だったように、ここでも「上原」は「かみはる」。

上原温泉の受付と料金箱

2階は公民館。男湯には先客がいたようだが、女湯は無人。無人と言えば受付も無人。料金箱が設置されているので大人一人100円を入れる。安い！そしてありがたい！

脱衣棚

脱衣所と浴室は繋がっている

脱衣所と浴室が一体化した共同浴場らしい作りで、段差を降りるとすぐにお風呂。天井はそこそこ高いので閉塞感はない。

しかしここのお湯はけっこう熱い。壁のところに湯壺があるが、そこに近づいただけで熱気を感じる。計ってみると70度越えだ。

湯壺は激熱

なんか隙間から漏れてる

浴槽内はそこまでではないが、やはり熱そうだったので手を入れる前に計った。48.9度……うーん。このままでは入れぬ。

もしかして表面が熱いだけかもしれないと、洗面器を使って湯もみする。それで46.8度まで下がったので入ったが、底に近いあたりがやはり熱く、どんどんまだ温度が上がり始めたので、10秒ほどで出たり入ったりを繰り返した。なかなかの苦行。

お湯はほぼ透明で、白い粒状の湯の花がほんの少し。するすると滑る感触は強い。淡い甘い焦げ薬臭。湯上がりはつるつるすっきり。しかし熱かったわ～。