海門温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

海門温泉体験レポート

海門温泉の看板

なんとなく大分県の海門温泉と聞いて、あれ？別府の綺麗な市営温泉じゃなかったっけ？と混同していた。だからなんでくにさき六郷温泉なんだろう？と思ったら、全然違った。別府は「海門寺温泉」で、くにさきは「海門温泉」だった。

海門温泉の外観、でも入口は隣

だから目の前まで来るまで頭の中には綺麗な公営の共同浴場が浮かんでいて、でも着いたら小ぢんまりとした老舗旅館のようだった。あるいは瓦屋根の民家。

実際、周辺も観光地じゃなくて住宅地のような雰囲気。民家しかないような場所。でも受付をしてくれたおばちゃんはとても親切。

暖簾

浴室は狭いので譲り合うようにと張り紙があったが、確かに3人ぐらいなら大丈夫だけど、5人となると厳しいサイズ。

濃い濁り湯

とても濃い茶色というかオレンジ色の濁り湯で、色も濃いが成分も濃い。入ると遠くに鈍い鉄臭といった感じ。

湯口

それにしても入っている間から塩分で肌がちりちりしてくる。出てからちりちりするお湯はわりとあるが、入っている間からというのは強い。それでもってお湯がぬるめなので長く入れそう。これは入りすぎるとヤバい系だ。

古い分析書、まあ別に成分の分析内容は書かれていないんですが

壁に貼られた古い手書き分析書のナトリウムがナトリゥムとあるのに時代を感じる。時間が止まっている。

湯上がりのぺとぺと具合もすごい。完全に乾く前の腕に手のひらを押し当てると、まるで糊でくっつけたみたいにぺっとぺっと張り付く。しっかり肌の表面に海門温泉がコーティングされたわ。