別府温泉別府のお宿加賀屋

子連れ家族のための温泉ポイント

別府温泉別府のお宿加賀屋体験レポート

どこか湯治場っぽさが漂う宿。お風呂は大浴場にあたるものはなく、3つの貸切風呂のいずれかを使う。日帰り入浴で立ち寄っても、空いていれば3つから選ばせてくれる。

ラインナップは岩風呂、露天風呂、ヒノキ風呂。普通なら岩よりヒノキの方が肌辺りがよくて好きだなと思うところだが、ご主人にどれがおすすめですか？と聞いてみると、源泉は3つとも同じものを使っているが、岩風呂が一番源泉に近く、温泉好きの人には好評だと。

ロビーと受付

じゃ、岩風呂でお願いします！

脱衣所と浴室は繋がっている

脱衣所は広くないので、脱衣籠は外に置いてあり、使う時にそれを持って脱衣所に入るシステム。

脱衣所のレトロな棚

源泉から近いというだけあって、お風呂に近づくまでもなく熱い。そして浴室はもちろん脱衣所まで蒸気でミストサウナみたいになっているんだが。なんせ脱衣所と浴室は仕切り無し。共同浴場みたいにそのままつながっている。

岩風呂の貸切風呂

洞窟というか、鍾乳洞めいた浴室で、岩風呂はひょうたん型。脱衣所もそうだけど、あちこちに小さな棚があり、それがまたいい感じにレトロ感を醸し出している。

岩のあちこちに飾りが隠れている遊び心

お湯の温度も熱いが困るほどではない。計ると45.1度。どちらかというと洞窟で蒸気と熱がこもっているので、温度は45度程度でも顔や手を冷ますことができないことが苦しい。

ひょうたん型？の浴槽

お湯は湯口からボコボコというガスの音とともに出ている。滑る肌触りのお湯だが、単に滑るだけでなく、腕が何か上質な素材になったかのような面白い手触り。ワンランク上のお肌になれますよって奴か？

ほとんどにおいはしないが、何か爽やかさを感じる。矛盾しているようだが、においはしないのに爽やかなにおい？

奥の方にはまるでシルクロードをほうふつとさせるような飾り

浴槽の縁

内壁の析出物がもろくて、触るとボロボロと崩れてくる。なんだか妙にインパクトのあるお湯＆浴室だった。