豊後くたみ温泉ほていの湯

子連れ家族のための温泉ポイント

豊後くたみ温泉ほていの湯体験レポート

久住から長湯辺りに掛けては本当にアワアワのお湯が多い。この「ほていの湯」もなんか気になって寄ってみた。どことなく宗教がかってる？布袋様のほていの湯というだけでなく、北投石を崇め奉っている感があるからかな？？

けっしてオンボロとかそういうわけじゃないんだけど、どことなく使い込んだような年季を感じるのは泉質からあちこち茶色く染まっているからだろうか。

お湯はとにかく泡付きがたっぷり。七里田温泉のラムネの湯ほどはないが、少し入っているだけで細かい泡が身体にびっしりと張り付く。これは好きなタイプのお湯。入っていて楽しいお湯。

金属臭と甘いにおい。味は微炭酸に出汁や甘味や金属をなめたような刺激といろんな雑味を感じる。

内湯の湯口の布袋様

内湯は長方形の浴槽、サウナと水風呂もある。露天風呂は四角い浴槽と円形の浴槽。全体的にぬるく、特に露天風呂はぬるい。

その円形の露天風呂は北投石温泉と名付けられていて、北投石の効果がパネルで貼り出されている。「分子レベルの効果」「細胞レベルの効果」「個体レベルの効果」に分けて説明してある。なんか…ちょっとここまでくるとうさんくさいかも。

そういえば内湯の上のパネルにも「ほていの湯は炭酸水素塩泉で無色の中性で肌に優しく乙女の肌のようになめらかで…」
お、乙女の肌…

さらに「こんこんと湧出する豊富な湯量と泉質は日本一の定評があります」…日本一言っちゃってるよ！w

なかなかの自画自賛ぶり。嫌いじゃない。

脱衣所のベンチにテレビのリモコンが置いてあって、なんだろうと思ったらサウナのテレビを自由にチャンネル替えできるのね。なーるほど。

でもってぬるいお湯だったのに湯上りは汗が止まらない。びっくりするほどあったまっちゃった。日本一は伊達じゃない？