子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★★☆ 温度は熱い時も
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 混浴があるので家族で協力できる
子連れ家族のための温泉ポイント
「双葉荘」は別府の鉄輪温泉にある貸間だ。貸間というのはウィークリーマンションみたいなものとも言えるが、湯治客が長逗留する温泉地には今でもこうした自炊宿が残っていて、多くは1泊からでも泊まれる。
双葉荘は別府の貸間の中でも有名な方ではなかろうか。ブラタモリに出たこともあるし、別府に行ったことのある温泉マニアはだいたいここを知っている。
ちなみに長期滞在で割引とかあるんですか?と聞いてみたが、女将さん曰く、既にかなりお安くしているので、1ヶ月ぐらい滞在してくれたら考えるとのこと。まあそうだよね。
お湯は自家源泉。天然の蒸気を利用した地獄蒸し釜がある。でもって安いのだから、自炊をいとわなければ問題ない。外食したっていいわけだし。
一番衝撃的なのは混浴浴室の壁に掲げられた注意書き。回数や時間の注意はいいとして、「着物を脱がぬ前湯加減を見て適当なれば這入って…」うん、ここまではいい。
「あついか、ぬるいときは…」はいはい
「他の風呂に行って下さい」お、おーい!
なんら解決になっていないような、潔いような。入れないときは努力せず、よそに行けと。だからこそ「着物を脱ぐ前に」「湯加減を見ろ」と。すごいよね、この文言。
この混浴風呂は実際にかなり熱かったが、他に男女別のお風呂もある。混浴苦手な人はホッとするかな。がしかし、な~んと男女別のお風呂は混浴風呂を突っ切らないと行かれないのだ(他にルートがないこともないが)。
お湯は昆布飴みたいなにおいと金気臭がする。滑る手触りで、かなーりメタケイ酸多めだよ。
鉄輪は共同浴場がとても多くて、楽しくてあちこち回っているとなかなか宿のお風呂にゆっくり入れない。まあいいか。次にまた泊まれば…ってことで、翌年も既に予約してるし。