子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★☆☆ 濁り湯で深さが分かりにくいので注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
別府八湯温泉道のみならず、九州八十八湯にも純温泉にも選出されている明礬温泉の温泉旅館。熊本地震で被災して、1年半以上休業していたが、その後リニューアルオープンした。
大きな宿ではないが、綺麗で明るい印象。館内にはまだ木の香りが漂っていそう。女将さんも親切だ。
浴室はとてもシンプルで、四角い木の浴槽に白い濁り湯がたっぷりと。底の方はうっすらだが、表面にたくさん粉状の白い湯の花が浮いていて、硫黄泉らしい色の濁りを作り出しているみたい。
宿の前に来た時から周辺一帯にゆで卵臭がしていると思ったが、浴室でさらにそのにおいが強くなる。入るとさらにマッチのような山の鮮烈な硫化水素臭がかげる。
温度は最初は熱く感じたが、測ると意外に46.5度しかなかった。46度を超えたら十分熱い?でももっと熱く感じたんだよ。
全身入ると、手のひらが熱さで痛い。そこまで熱いかなぁ?手を出しながら入浴する方法もあるが、底の方は比較的ぬるかったので、手を上下に動かしてお湯を攪拌させることにした。
別府温泉郷でも明礬温泉の硫黄はやはりパンチが効いている。そして湯上りのスッキリとした爽やかさもいい。
良かったらどうぞと女将さんが大きな夏みかんをくれた。自分の身体からゆで卵臭が立ち上っている気がしたが、手にずっしりと重い夏みかんからはとても良い香りがした。