天ヶ瀬温泉共同露天風呂益次郎温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

天ヶ瀬温泉共同露天風呂益次郎温泉体験レポート

川の対岸から見た益次郎温泉

天ヶ瀬温泉の5つの共同露天風呂のうち、唯一川の北岸にあるのが「益次郎温泉」。なお入口には「益次郎の湯」と書いてあったのでそう呼んでいる人もいそう。

入口には「益次郎の湯」と書かれている

5つのうち、ここだけ全体的に囲われている。囲われているといっても川に面した方角のみは上部を開けてあるので、そこから見られるといえば見られるかもしれない。実際時々おじいちゃんが顔をのぞかせる。が、通常は外から中はあまり見えない作りになっている。

じゃあ入りやすいかというと逆。ここが一番入りにくかった。

川との距離はこのくらい

囲われているからなのかわからないが、とにかくどの時間に行っても混んでいる。他の4つはほぼ貸切状態で入ったが、ここは無理だった。たぶん地元のおじさんがたくさん入っていたんだと思う。何度か様子を見に近づいたけど、常に外までわいわいと賑やかな声が聞こえていた。

中はべたべたと手描きの張り紙がしてあった。お湯は比較的ぬるめ。源泉温度は熱いはずだがぬるめてあるためか、入っている人はみんな長居しているっぽい。もしかしたらやけにここが混んでいるのも、熱すぎないせいかも。

夜になっても賑わいは変わらない

お湯はゆで卵臭がして、白い湯の花が少しあった。

でも本当に入っただけ。とてもゆっくり入るどころじゃない。一緒にいた夫は知らないおじさんに競馬の話をふられていたけど賭け事はしないのでついていけなかったらしい。

ついでだから夜の天ヶ瀬温泉の風景を…

なお、私らが入った直後に水害で被災した天ヶ瀬温泉だが、この「益次郎温泉」は一か月後の2020年8月にいったん復旧して、その後2021年6月現在に至るまでまたしばらく休止中のようだ。