久住高原温泉 民宿久住

ログハウス民宿のコイン式日帰り温泉

  • 所在地 〒878-0201 大分県竹田市久住町大字久住3946-34 TEL 0974-76-1072
  • 泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
  • 定休日 年中無休
  • 日帰り温泉受付時間 9:00~22:00
  • 日帰り入浴料 一人300円
  • 設備等 男女別浴室、ログハウス宿泊棟など
[2014年8月のデータ ただし日帰り料金・日帰り休業日、営業時間は2015年7月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は適温
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッドは無いが代わりに使える大きなベンチあり

久住高原温泉 民宿久住 体験レポート

民宿久住の温泉櫓 民宿久住の茅葺屋根のログハウス
民宿久住の国道沿いの櫓と茅葺屋根のログハウス

 山から平地に降りてきて、雨上がりの国道442号線をそのまま東南へ進めば道沿い。目的地は民宿久住。
 民宿だけどキャンプ場のようなログハウス。
 民宿だけど地元の銭湯のような気軽に寄れる日帰り温泉。

 道路わきに櫓が立っていて、そこに「久住高原温泉 民宿久住 源泉100%かけ流し」と看板が掛けられているのは期待できるが、その民宿久住と思われる建物が絵に描いたようにB級で不安もよぎる。

 本当に温泉施設はここでいいんだろうかと恐る恐る建物に近づくと、中から出てきた女性が「温泉の駐車場なら奥だよ」と教えてくれた。
 あっ、まだ奥に車で入れるんだ。

 最初に不安を感じた建物の裏に、別にB級ではない、でも思ったより小ぢんまりとした普通の温泉施設と、それから何故か茅葺屋根の独特なログハウスとごく普通に真新しいログハウスがあった。宿泊施設になっているのはこのログハウスの方らしい。

 ここの温泉はコイン式だった。
 九州にコイン式の温泉施設は珍しくないらしいが私は初めてだ。
 昔のバスの運賃を入れるところみたいな機械と、液晶パネルがある。300円入れると入り口のロックが解除され、一定時間経過するとまた自動で施錠されるらしい。入れ間違えたらどうしようと少しハラハラする。

久住高原温泉外観 久住高原温泉の入浴料コイン投入口
民宿久住の温泉棟外観と入浴料コイン投入口

 脱衣所は結構広々として、主張する手書きの温泉分析表がいい味を出している。
 浴室はシンプルだった。
 洗い場の床は全面畳。窓は広く、その窓の外にはいかにも露天風呂がありそうな雰囲気だったが、露天風呂があるわけじゃない。内湯だけ。
 思ったより浴槽は大きく、お風呂の縁やお湯の流れるところは赤く染まっている。
 別にお湯自体が赤いわけではなく、うっすらと琥珀色に見えるがもしかしたら透明なのかもしれない。

久住高原温泉の温泉分析表
民宿久住の脱衣所の温泉分析表

 細かい白い湯の花が沢山表面に浮かんでいる。
 においは淡く感知できるかと思ったときに洗い場で洗う人の石鹸のにおいが流れてきて消されてしまった。

 先客は三人。
 女性グループで、ずっと休む間もなくしゃべり続けていた。見たところ力関係がはっきりしている。何かと一人だけ立場弱そう。
 この人たちが蛇口を全開にして加水しまくっていた。
 私には適温だったけど水を止めたらもう少し熱いのかもしれない。一度水を止めたがほんの数分でまた全開にしていたから。

 そんなわけでなかなか湯口には近寄りがたいものがあったが、コップがあるので一度だけすいませんと声を掛けて傍まで行って味見させてもらった。
 薄い甘じょっぱい味にわずかにジュワっとくるものがあって飲みやすい。飲んだら金気臭がした。

久住高原温泉の浴室
民宿久住の浴室。窓の外は露天風呂がありそうに見えるが、露天風呂は無い。
画像をクリックで拡大。

 お肌すべすべ系の温泉で、入っているときは特別に温まる感じはしなかったが、出たら汗をかくほど温まっていた。そのギャップが面白いお湯だった。

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