子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッド、ベビーバス、プールあり
子連れ家族のための温泉ポイント
沖縄の温泉は高い!プール利用料もセットになっているところもあるが、それにしても高いところが多い。2023年は2回ほど沖縄に出かけて、格安で満足度の高い「那覇ビーチサイドホテル」に連泊していたが、そこから比較的近いところでまあまあ安いと思って出かけたのが「HOTEL SANSUI NAHA 琉球温泉 波之上の湯」。
安いったって大人一人2000円だが。これで安く思えるんだからどんだけ相場が高いかわかろうというもの。
ここは2022年にできたばかりの新しいホテル。といってもリニューアルしたみたいで、館内は綺麗な所と昔からあった雰囲気の所と混在している。外壁には「波の上温泉」と書かれていたが、公式サイトでは「琉球温泉 波之上の湯」と名乗っている。ちなみに源泉名は「波上温泉」。
入口に置いてあるレンタサイクルがアシスト自転車。えーと泊まっている「那覇ビーチサイドホテル」はアシストなしの普通のレンタサイクルだったな。
立ち寄り時間が6時~24時っていう設定が沖縄っぽい。沖縄の人って夜に出掛けたり泳いだりするよね。
綺麗なホテルだがロビーはあまり広くない。奥に日帰りの受付があり、聞くと温泉・サウナ・プール全部込みで大人2000円と。うーむ、水着はここに持ってこなかったぞ。そうするとお風呂とサウナだけしか利用できないが、それでも料金は変わらない。
他の人たちはプール利用が多いのか、脱衣所のロッカーがかなり塞がっていたのにお風呂の方には誰もいなかった。お風呂も2フロアにまたがっていて、1階に内湯と洗い場、階段を上がって2階に露天風呂とサウナのドアとプールのドアがある。
サウナは露天風呂ゾーンだが、水着で入っても裸で入ってもいいらしい。もちろんプールゾーンへ移動するときは脱衣所で水着を着用する必要がある。
内湯は二つの沸かし湯の間の一番大きな浴槽が温泉。浴室アメニティはknollとアロマエッセ。ちなみに脱衣所に置いてあるのもアロマエッセと雪肌精。
お湯は東京の高深度で湧いている温泉に似ている。高張性の塩化物泉で、濁りが無く黄色っぽい。臭素とモール臭。少しアンモニアもにおう古代海水系。手触りはすべすべもするが、お湯の中でも少しベタベタする。温泉のにおいが強すぎるせいか、塩素消毒臭は感知しない。水風呂だけはえらく塩素臭かった。
露天風呂は41.1度と少しぬるめ。水風呂は16.5度で、冷水が苦手な私には刺すように冷たい。中から常に冷水が注入されているからか。
内湯も露天風呂も湯口はお飾りなのか沈黙していて、浴槽の内壁からお湯を注入している。
お風呂から上がると「那覇ビーチサイドホテル」の部屋にいる夫から、今夜の食事を買ったがお箸が無かったからどこかで手に入らないかと連絡が入っていた。波之上の湯の受付は売店のレジを兼ねていて、カップめんの販売もしていたことから割り箸を置いていた。受付でお風呂を利用させてもらったんだけど、この割り箸を頂くことはできないか?と相談すると、どうぞどうぞと二膳くれた。ありがたい!これで夕ご飯が食べられる。