寺泊温泉北新館

子連れ家族のための温泉ポイント

寺泊温泉北新館体験レポート

寺泊温泉北新館

まずここの浴室はね、床が温泉の析出物でコーティングされてる。ただしトゲなど鋭いものはなくて、全体的に鍾乳石みたいなすべすべしたタイプで色は茶色がかった琥珀色。

寺泊温泉北新館の外観

寺泊温泉の北新館は、源泉を2本引き玄関前にそのうち1本の源泉槽のある温泉旅館。館内は廊下がとても綺麗で、畳に滑り止めが付いている。

寺泊温泉北新館の源泉櫓

浴室入口のドアに浴槽の図解。入って右が年友1号泉で、左が年友2号泉。1号泉はナトリウム―塩化物・炭酸水素冷鉱泉(図解の記述は炭酸水素塩冷鉱泉)で、2号泉はナトリウム―塩化物強塩温泉(図解の記述は塩化物強食塩泉)。それぞれの効能についても載っている。

寺泊温泉北新館の温泉暖簾

シャンプーバーが用意されているのはちょっといいよね。

寺泊温泉北新館のシャンプーバー

1号泉の炭酸水素冷鉱泉は無色透明。加熱して適温だけど、少し塩素臭。きっしゅきっしゅの滑らない肌触りでぺとっとぺとつく感触。浴槽の縁が大理石が垂れてきたみたいに析出物が固まっているのが面白い。2号泉より鍾乳石になりやすい感じ。

寺泊温泉北新館の浴室

一方、2号泉はお湯の色が淡い茶色。足の先まで見える程度のうっすらとした濁り湯になっている。こちらはにおいに特徴があって、華やぎのある臭素臭。そこまできしつかず、滑る印象。

寺泊温泉北新館の通路

2号泉みたいなぬるめの強塩泉ははまると抜け出せなくなる。でも後が怖い。汗が止まらなくなるし、搾り取られたみたいにぐったりしちゃう。たくさん温泉を回りたいと思うときは、こういうところを序盤に選ぶと、途中で倒れそうになる。

寺泊温泉北新館の待合スペース

ところで北新館の喫煙スペースってどう見ても足湯なんだが(今はもう足湯として使ってない)。

寺泊温泉北新館の元足湯？