子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッドはなし、休憩室あり
子連れ家族のための温泉ポイント
このエリアでは一番行ってみたかった温泉。できれば泊まりたいなとも思っていた。ほら、混浴だと泊まらないと落ち着いて入れなかったりするじゃない。
でも同行の夫が難色を示したため日帰りで立ち寄った。湯之谷温泉郷の中でも最奥に位置している。しかも国道を途中で外れたどん詰まりの一軒宿だ。秘湯中の秘湯と言ってよい。
駒の湯山荘には複数のお風呂があるが、日帰りで入れるのは別棟の混浴露天風呂及びその隣にある女性専用浴室のみだ。まず受付で入浴料を支払い、浴室棟へ。
女湯の脱衣所から混浴に出られるのはうれしい。脱衣所自体が共通だと辛いので。先に少し女湯で温まってから混浴に移動してみることにした。駒の湯山荘の混浴露天風呂はバスタオル巻きも可。私は湯あみ着も持参したぞ。
混浴には男性が一人入っていたが、私が来ることがわかると上がってしまった。遠慮してくれたらしい。ありがとうございます。
お湯は無色透明でほんのりゆで卵臭。肌を滑らせるとわずかに引っかかるのによく滑る。本当に滑る。まさに極上の肌触り。味は淡いゆで卵味に苦みをプラス。湯の花も舞っている。
そしてぬるい。もともと源泉は35度強しかないのだ。10月も後半の露天風呂といったらかなり寒く感じる。これをざぶざぶと惜しげもなく大量にかけ流し。
混浴露天風呂の横に小さい浴槽があった。最初は蓋をしてあったので気づかなかったが、これは自分で加熱源泉を入れる浴槽だそうで、さっきの男性が夫にお湯を入れ方を教えてくれていた。そして温度が下がらないように蓋をしながら入るのだそうだ。面白~い。
そういわれれば女湯の浴槽の隣にも蓋があった。あそこにも浴槽があったのか。そしてこれは源泉がぬるいからこその工夫だったのか。
そして駒の湯山荘のお湯の効き目は湯上りに強力に感じる。もんのすごく肌がサラサラになるのだ。半端ない。本当に凄いよ、ちょっとこれは未体験の人にぜひ体験してほしい。この源泉を使った化粧水の張り紙があったけど、確かにこれはちょっと使ってみたくなる。
その後大湯に移動して、ランチの時に食事処で聞いた話では、駒の湯山荘に泊まった人は帰宅してしばらくしてから体が楽になるそうだ。素晴らしい!