子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ お湯は少し熱い可能性も
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所におむつ替え台あり
子連れ家族のための温泉ポイント
「トンネルを抜けると雪国だった」…関越トンネルを抜ける時に毎回そう呟いてしまうのは私だけではあるまい。
実際、関越トンネルを抜けると雪景色の中にズドンとバブル時代のリゾートマンションなどが生えている景色を見ると、湯沢に来たなぁと思う。
さて、湯沢町には5つの共同浴場がある。そのうち一つが「駒子の湯」。川端康成「雪国」のヒロイン名から名付けられたそうだ。
このときは最初は上野鉱泉中の湯に行こうとしたら、今日の日帰りは夕方からだと言われて(飛び石連休の土曜日だったからかも)、それで午前中から気楽に入れてくれそうなところということで、来たんだった。
朝から冷たい雨が降っていて、こんな天気だから滑るのをあきらめたスキーヤーもこぞって入浴に来ているかもしれない、そんな日だった。
公営共同浴場のわりには休憩室が小さ目。でも駐車場は広かった。
浴室はシンプル。切り石の浴槽に木組みの湯口。加水されて適温のお湯がジャバジャバと出ている。リンスインだがシャンプーやボディーソープの備え付けあり。
お湯は無色透明。湯の花のたぐいも見当たらず、少し塩素消毒臭い。表面にふわっとしたトロミを感じるが、弱い。しっとりしながらどちらかというと滑る手触り。全体として印象はいろいろ薄い。
外に昔露天風呂だったと思われるスペースがあるが、ドアは塞がれている。窓は広いが、お湯に入ってしまうと何も見えなくなる。特に今日は雨でどうせ山も見えないし…。
浴室の天井が高いのは開放感があって良い。あと、女湯は適温だったが、男湯はかなり熱かったそう。