燕温泉 花文

源泉掛け流しの旅館

[2024年4月のデータ ただし日帰り入浴料等は2025年12月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ 温度はぬるめ
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッド、ベビーバスあり

燕温泉 花文 体験レポート

燕温泉 花文の露天風呂

燕温泉街の入り口に建つ宿。日帰りも受け付けている。自家製の十割蕎麦も食べられる。当時公式サイトではご主人が打っていると記述があったが、このとき既にご主人は亡くなられてスタッフが手打ちしているという話だった。

燕温泉 花文の外観
外観
日帰り入浴できます
日帰り入浴の看板

お風呂は男湯が1階、女湯が2階。女湯のみ露天風呂付きで、朝風呂7時から9時のみ男湯と女湯が交代になる。だから宿泊すれば両方のお風呂に入れるが、日帰りの時間帯は男女固定で、それ故に露天風呂付きの女湯の方が入浴料が100円高く設定されている。

花文のロビー
ロビー
客室一例
泊まった客室

また女湯にはシャンプーバーもある。ドライヤーも数は少ないがいいものを置いてある。

客室の広縁
広縁と部屋の窓からの眺め
花文の女湯脱衣所
脱衣所が広い

まず女湯の内湯から。浴槽は長方形で、半透明の白濁湯が入っている。加水加温循環をしない手を加えない源泉掛け流しであると脱衣所の張り紙にあったが、それ故にぬるくても温度調節できないらしい。4月のこの日は雪解け水も入っていて、38度といつになくぬるかったらしい。常連さんにはぬるすぎると言われていた。

女湯の内湯
女湯の内湯
女湯の内湯の湯口
内湯の湯口

肌触りはキシつきあり、ゴム臭がして湯口のお湯はは少しゆで卵臭もする。湯口にコップがありゴクゴクと飲むと、淡い炭酸水素塩泉のじゅわじゅわした感じがあり、ありやなしやの塩味も。そして口の中の滑りが悪くなる。白い消しゴムかす状の湯の花もいっぱい。

女湯内湯、斜めから
女湯内湯、角度を変えて

露天風呂は思わず「おおーっ」と言いたくなる開放感とロケーション。谷を挟んで切り立つ山肌、遠くに細い2本の滝。

燕温泉 花文の露天風呂
露天風呂
露天風呂の湯口
露天風呂の湯口はこの2つの他、反対側にもう一つで全部で3つ

しかし本当にぬるい。内湯より外気にさらされる分さらにぬるく、35.6度と体温より低い。雪が残る季節にはもうちょっと温かい温度の方が快適かも。

露天風呂と桶

特に夜に入った時は寒かった。山の夜はしんしんと冷える。お湯に入っていても肩口が冷える。湯口のお湯が少し温かいから近くに陣取ると、その周りから温かいお湯が流れてくるのがよくわかる。

花文の夕食
夕食
夕食の肉の陶板焼き
花文の朝食
朝食

お風呂が交代になる朝は1階に入りに行った。こちらは露天風呂は無し。しかし前日と違って温度が41.4度まで上がっていた。湯口で41.8度、これは助かる。

花文の男湯内湯
浴室が交代になったので男湯に行ってみる

1階の内湯は全方向に惜しげもなく掛け流されている。そして湯の花が2階よりはるかに多かった。まるで溶き卵の中に入っているみたい。

ケロリン桶と黒い湯の花
黒い湯の花をすくってみようとしたが、あまりうまくいかなかった
男湯内湯の湯口

色もなかなかカラフル。黒と白、さらに白い湯の花が大きく育つと黄金になり、黒、白、金の湯の花の中に入っているみたい。湯上りは肌がとてもすべすべする。

花文の湯の花
湯の花がすごい

しかし、妙高高原温泉郷の中で燕温泉は白濁硫黄泉と聞いていたけど、実は現在は硫黄泉を名乗るには硫黄成分が足りず、泉質名に硫黄がつかなくなっている。以前は現在の11倍以上の硫黄成分が含まれていた時代もあるようで、昔とかなり成分バランスが変わっているのかもしれない。

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