月岡温泉ゲストハウスたいよう

子連れ家族のための温泉ポイント

月岡温泉ゲストハウスたいよう体験レポート

月岡温泉の共同浴場「美人の泉」に行ってみたら定休日だった。それで「美人の泉」の駐車場で慌てて検索。すると何やら面白そうなところが見つかった。もとは旅館で、今はゲストハウス。日帰り入浴もできるらしい。

共同浴場「美人の泉」に来たら、メンテナンス休館日だった

さっそくその場で電話してみると、とてもハキハキした女将さんが電話口に出た。今から行っても入れるか聞くと、「今日？」と、なんとなく無理そうな口調。どうもお湯を落とすところだったようで、ぬるいらしい。

ゲストハウスたいようのロビー、とても綺麗だ

でもぬるくてもいいですと言ったら、今日は浴室は1つしかお湯を入れていないけどそれでもいいならとOK。今、「美人の泉」にいるから、車ならすぐだと言ったら、待っていてくれた。

天井が立派な格天井

どうも女将さんは近くには住んでいるが、この建物にいつもするわけではないそう。女将さんがいるタイミングで電話できて良かった。

浴室の暖簾

さて、脱衣所は電気が付かない。見ると電球が外されている。洗面台は2つとも使えず、蛇口は硫黄成分で真っ黒。でも清掃はちゃんとされている。

脱衣所

浴室はシンプル。浴槽内が硫黄で真っ黒に染まっているので、あまりお湯の色は月岡らしい緑色に見えないが、白い桶に汲めば、湯口から出るお湯から既に薄緑色をしていることがわかる。

浴室

お湯は汲みたてでもうっすら緑色

そしてにおいが強烈。浴室内に充満している。いわゆる硫黄臭＋油臭。これが混ざると独特のにおいになり、味の不味さを予感させる。日景温泉にちょっと似たにおいにも思える。

湯口

表面に油膜が浮いてマーブル柄。すべすべと少しオイリー感のある手触り。お湯の温度は電話で聞いた印象とは違って、別にぬるくはなかった。体感温度41度ぐらい。湯口のほか、浴槽内からも注入している。

油膜が…

湯口のお湯を味見すると、覚悟していたより不味い。最初は一瞬、味、そんなにしないと思うが、次の瞬間「まずーいっ」となり、さらに追い打ちをかけるように激マズになる。

蛇口は硫黄で真っ黒に

湯上がりは塩分のせいか、足がめちゃめちゃちりちりする。やっぱり月岡温泉は濃いわー。