関温泉 癒しの湯宿 朝日屋

濁り湯の源泉掛け流しの旅館

[2024年4月のデータ ただし日帰り入浴料等は2025年12月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 温度は適温
  • 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドなどは無し

関温泉 癒しの湯宿 朝日屋 体験レポート

関温泉 朝日屋

雪がまだ残る4月半ば。この時期は例年はまだ露天風呂を休止させているが、たまたま2024年は雪が少なく2、3日前から露天にもお湯を入れ始めたんだと教えてもらった。

関温泉 朝日屋の外観
外観
フロントに掲げられた文字

フロントで料金を払った段階ではそのことを知らず、浴室に行ってから入れないと思っていた露天風呂がオープンしていることに気づき、なんだか得したような気がした。小雨が降る中やってきて、着いたら止んで、露天風呂に出たら蒼空が出てきたんだからなおのこと。

関温泉 朝日屋のロビー
ロビー
関温泉朝日屋の脱衣所
脱衣所

浴槽内が赤茶色に染まっているが、お湯自体は濁っていないようにも見える。浴室の床は一部が黒く染まっていて、鉄分が酸化してこの色になったと思われる。

朝日屋の内湯
内湯
浴室の床
浴室の床が黒く染まっている

内湯のお湯は43度とちょうど良い。そして底には湯の花が堆積していて、巻き上げるともわもわと茶色い細かい粒上の湯の花が舞い上がる。

関温泉のオレンジ色の濁り湯
オレンジ色の濁り湯
洗い場と露天風呂のドア
洗い場と露天風呂のドア

見た目ほど鉄っぽいにおいはしない。ウーロン茶色のお湯にウーロン茶みたいなにおいというべきか。底の鉄分を巻き上げると、少し土から掘りだしたてのような酸化していない鉄のにおい。味はやはりてつてつせずに、淡いが塩味とじゅわ感。

内湯の湯口
内湯の湯口

露天風呂は42.3度と内湯よりこころもちぬるく、岩風呂の岩にテーブルサンゴ状の析出物が成長しつつある。鉄入り塩入りのお湯なので、あたたまり度は半端ない。外気温は低いので、ほどよい心地よいあたたまり方。

関温泉 朝日屋の露天風呂
露天風呂
露天風呂と空

湯上りに女将さんと話をすると、この辺りの旅館は今どんどん廃業して、投資目的の海外資本に売られてしまっているという。コロナ禍に一気に3軒売りに出され、その後もちらほらと。昔、西武の堤さんが妙高山麓をいろいろ開発してくれたが、撤退してしまってからはどこも厳しいと。

関温泉 朝日屋の客室
客室も少し見学させてもらった

ところで関温泉は温泉街全体で共同源泉だが、源泉が湧いているのは燕温泉と関温泉街の間当たりなのだと。そして実際に入って思ったが、湯船の底の鉄分を含む湯の花をさらうと、掌がオレンジ色に染まってしまう。ということは、最後にお尻は流してから上がった方がいいってことだ。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 関温泉スキー場
  • 赤倉温泉足湯公園