子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 和室の広間休憩室有り
子連れ家族のための温泉ポイント
2001年に友人と子供連れで訪れたことのある湯泉地(とうせんじ)温泉の滝の湯を2022年に再訪してみた。もう当時の記憶はすっかり薄れている。
ロッカーは100円が戻ってくるタイプ。内湯は驚くほど熱い。計ったら47.7度。水を出したら止めるようにと張り紙があったので、出しても許されるんだなとは思った。
露天風呂は階段を下りていく。裸で降りていくにはけっこう階段が長い、これはなんとなく記憶にある。なんと70段あるとか、足が悪い人などはとても降りられないな。
露天風呂のお湯は44.4度と熱めながら気持ちよく入れる温度。腐っていないゆで卵のようなにおいがして、上質なパウダーをはたいたみたいにすべすべと滑る肌触りをしている。
ほぼ無色透明だが、たまに綿毛のような白い湯の花。
露天風呂があるのは狭まった谷あいで、対岸は切り立つ斜面。深山幽谷の雰囲気。マムシが出るかもしれないと書いてある。お風呂でマムシには会いたくない。
夫が湯上がりに受付の人に「熱いですね」と言うと、この辺は熱いのよと自慢気な返答を貰ったとか。
ここから先は2001年当時に書いたレポート(画像も2001年の撮影)
とうせんじとは普通はなかなか読めないよね。
瀞峡のキャンプ場に友人と泊まっていて、夜中にかなり雨が降った。
朝になっても止まず、今朝はどこへ行こうかという話になった。
十津川温泉上湯か湯泉地温泉・・・雨の山道をひた走り、分岐点に来てもまだ決まらなかったが、何となく湯泉地温泉に行くことになった。
湯泉地温泉には滝の湯と泉の湯という二つの公衆浴場があるが、休憩室も備えている滝の湯に行くことにした。
大して分かれ道も無いのに結構判りにくく、迷いに迷ってようやく滝の湯に辿り着いた。
渓流沿いの露天風呂は雰囲気満点ながら、いかんせん強い雨が降っているので入れそうにない。
おまけに内風呂から直接出られず、一度着替えなくては両方には入れないので諦めた。(注 2022年には着替えなおさなくても内湯と露天風呂の行き来はできるようになっていた)
内風呂だけでもここはとても気持ちの良いお風呂。
後から入ってきた地元の方が言うには、ここは元々旅館だったそうで。
訳があって旅館を廃業し、日帰り専門施設にしたとか。
「どんな訳なんです?」
「そりゃあもう、いろいろとね」