子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 塩分が濃いので長湯には少し注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ ハウステンボス至近なので子連れ利用者が多い
子連れ家族のための温泉ポイント
国内有数のテーマパークであるハウステンボスから近く、ハウステンボスで遊んだ後に立ち寄るにも良い場所にホテルローレライのばってんの湯はある。
オランダをメインとしたヨーロッパの雰囲気を再現したハウステンボスは、JR大村線のハウステンボス駅から橋を渡って徒歩7~8分だが、駅からハウステンボスとは反対側に出ると目の前にとんがり屋根のお城風の建物が建っている。
これがローレライ。
ハウステンボス周辺でも比較的リーズナブルに泊まることができるファミリー向けのホテルだ。
我が家は日帰りではなく、1泊させてもらった。
ホテルローレライは近隣の超豪華ホテルオークラJRハウステンボスなんかを見た後だと、どうしても外観はいまいちという気になるが、部屋は小ぢんまりとしているものの決して悪くは無い。
壁紙、ファブリックは落ち着いた花柄で統一され、ピンクベージュのカーテンの絞り方が凝っている。
いかにも女の子が好きそうな部屋だ。
ただし狭い。ベッド三つでぎっちぎちという感じ。これは致し方ない。
昨夜泊った稲佐山温泉ホテルアマンディもそうだったが、ホテルローレライも宿泊のおまけとしてではなく、大々的に日帰り温泉を営んでいる。
もちろんハウステンボス帰りの客を当て込んでいるのだろう。
だからアマンディ同様、部屋には高級な日帰り温泉がそうであるように、タオル・バスタオルなどがセットになったバッグが備え付けられていた。
ホテルローレライの温泉はばってんの湯という名称で、宿泊棟とは別棟になっている。
ちょうど入口玄関やフロントのある円形の建物だ。もちろん客室側とは通路で繋がっている。
お風呂は内風呂、露天風呂、泡湯、寝湯、うたせ湯、サウナなど設備はひと通り揃っている。
大浴場の窓からはハウステンボスが見えるのだろうが、湯気で曇っていてよく判らない。
露天風呂に出てみたが、やはり目隠しの板で外は見えない。
ただ広い湯船に手足を伸ばせば一日の疲れがとろけていくようだ。
無色透明のお湯は、わずかに塩っぽさがあるだけであまり主張は無いが、それでも温泉らしさを残している。
温泉としての価値よりも、これはやはり立地の価値というべきだろう。
さてハウステンボスは大人も楽しめる街であるとともに、子供も楽しめるテーマパークだ。
子連れでゆっくり回るには1日では足りない。せめて一日半はほしいところ。
東京ディズニーリゾートあたりと比較すると、あれだけの設備なのに空いていて待ち時間のストレスが少ないことが一番うれしい。