子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 少しお湯はきもちぬるめ
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
番台のおじさんが演歌を流してる!もうこれだけで昭和遺産認定したい。そんな感じのところ、下諏訪にある矢木温泉。
ここは珍しく入浴料が券売機方式ではなく現金制。箱の中に小銭を入れるのだが、「温泉入浴料をきちんと払って」というポスターや使えないタイプの入浴券や回数券の見本がやたらと貼ってある。
貼ってあると言えば、湯量不足を説明する張り紙が外壁に貼ってあった。湯量を確保できず営業を休止した期間があるようだ。また外の湯料(原文まま)表示ランプが示す数値次第では営業休止するとのこと。かなり切実なようだ。
確かに温度を示す電光板の他に、金ちゃんの仮装大賞のランプみたいなのが付いている。今は7つのランプのうち6つまで付いているみたい。浴槽は湯量が低下すると新湯が投入される仕組みらしい。
お風呂は長方形で思ったよりも大きい。お湯はきもちぬるめだが、ぬるいくせにすぐに温まる。
カランは複数あるがシャワーは一つだけ。浴室に石鹸無し(脱衣所の洗面所にはあったが)。湯口のパイプは2本あるがお湯が出ているのは1本だけ。
においはあまりしないお湯で、にゅるにゅるではないが滑る感じが強い。ぬれたままだと美容液みたいにするすると滑り、なんだかいつまでも触り続けていたいような感触。
設備らしい設備はない共同浴場だが、脱衣所にドライヤーはあった。有料かどうかはチェックしてこなかった。とにかく張り紙にも書いてあるが、施設が老朽化して修理修繕費用がかかる上に昨今は赤字経営が続いているそう。もう次に行ったときにはなくなっているということも十分ありそうなにおいがする。
何ができるわけでもないが、近くに来たら寄ってみよう。そして入浴時もできるだけお湯は節約しようと思った。