戸倉上山田温泉旬樹庵若の湯

子連れ家族のための温泉ポイント

戸倉上山田温泉旬樹庵若の湯体験レポート

戸倉上山田温泉には旬樹庵グループの宿が全部で4軒。1軒に泊まれば無料で4軒のお風呂に入れる。うち「湯本柏屋」に泊まった私は全部制覇したかったが、残念ながらその日は「湯楽ゆうざん」は休業だった。

若の湯の外観

それでゆうざん以外に入ろうと、最初にやってきたのが、ここ「若の湯」。

ロビー

奥に見えるのがフロント

旬樹庵グループの宿はそれぞれ雰囲気が異なっているが、その中で「若の湯」は安く泊まれてお湯がいい印象。またお風呂も小さいイメージがあったが、実際に行ってみると内湯はそんなに小さくなかった。

ボードゲームのできるテーブルがあった

浴室に入ったとたんに硫化水素のにおいがはっきりと。お湯の表面からは、鮮度の良い削りたての硫黄みたいなにおい。後味のように追って柔らかいゆで卵臭。

脱衣所

浴室

内湯はミルキーな緑色の薄い濁り湯。足の先がうっすらと見える程度の濁り。掛け流しという触れ込みだが一部がジェットバスになっている。でも受付で聞いてみるとジェット有りの掛け流しだという。珍しい。

少し緑色っぽい濁り湯

桶はケロリン桶

味はゆで卵より硫黄っぽく、薬っぽさが少し。でも飲みにくい苦さのようなものはない。温度は41度ぐらいで、少しぬるめ。肌触りは最初は引っかかるが、入っているうちに凹凸が全て埋められて滑る感じになる。

内湯の湯口

取ってつけたような陶器の露天風呂があり、色はミルキーな白。こちらはとてもぬるい。時々思い出したようにタラタラと湯口からお湯が出るだけで、ほぼ貯め湯のようになっていた。下の方なんてほとんど水。

陶器の露天風呂、とてもぬるかった

フロントで露天風呂はあえて水風呂にしているためか聞いてみたら、外気が冷えているからぬるくなっているかもとのお返事。いやいやいや、ぬるいなんてレベルじゃないんですけどと笑ったけど、お宿の人の印象も悪くなかった。