子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
鹿教湯の「クアハウスかけゆ」や武石温泉「うつくしの湯」なんかと同じ第三セクターの「上田市地域振興事業団」が運営している日帰り温泉。旅行の最後に全身すっきり洗おうとして立ち寄った。
お風呂の前に腹ごしらえ。館内の「真田亭」という食事処でランチを食べてから行く。
「真田亭」に入ると食べる席はテーブル席か広間の畳席か聞かれる。テーブル席は部屋が狭そうだったので、大広間休憩室を兼ねた畳席で食べることにした。まだコロナ禍でテーブルを分けるついたてがあったが、そのついたてに手作り感溢れていて親しみを感じる。
夫は無難にラーメンを注文。私は「さなだうどん・そば」が気になって、これの蕎麦を注文。なんとなく信州だったらうどんより蕎麦だろうぐらいのノリで。
運ばれてきた「さなだ」そばは、何故かレモンの輪切りが乗っている。蕎麦にレモン!でもレモンの香りの蕎麦も意外といけるかも。揚げやわらびなど具沢山。
さて、お風呂はというと、まず脱衣所がひろびろ。浴室も大きく、広い窓越しにツツジの植えられた庭園と露天風呂が見えていい雰囲気。
浴槽は円い気泡浴と大きな普通のお風呂、洗い場は衝立がH型の島が2つあり、これは狭くても使いやすい。
お湯は無色透明で、もしかしたらうっすらと青緑色なのかも。タイルの色なのかお湯の色なのか判別がつかない。
肌触りはかなりはっきりとしたすべすべ感がある。ガラスに粉をはたいたような。内湯は循環湯と思われるが特に塩素臭いこともない。
露天風呂は、浴槽内は循環しても湯口がぬるめの源泉と思われる。それから打ちせ湯と上がり湯は源泉掛け流しとあったので、これを堪能する。といっても打たせ湯は3つ台があるのに稼働しているのは1機だけ。とにかくアルカリ泉らしくすべすべして、湯上りもつるつるするのが一番の特徴。
しかしこの温泉で一番印象に残ったのはお湯ではない。露天風呂に出るドアに「蜂が増える時期なので注意」といった張り紙があったが、たいしたことはないだろうと高をくくって出てみたら、マジで蜂がいっぱいでビビる。
小さめのミツバチが10匹以上、露天風呂の湯面近くや浴槽の縁近くの床をブーンブーンと低空飛行。こちとら裸で無防備すぎ。恐怖というよりほかない。
少しの間がんばって入ってみたが、近くを飛ばれるだけで刺されたらどうしようとガクブルなので、結局内湯に避難した。どうりで誰も露天風呂に出ないわけだ。