子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★★ 温度はぬるめで安心
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり、貸切風呂あり
子連れ家族のための温泉ポイント
秘湯の宿に信州産のマツタケ尽くし料理を食べに泊まってきた。うーん、我が家とは思えない贅沢プラン。幸せだー。
お風呂の感想と、あとちょっと霊泉寺温泉の温泉事情も女将さんから聞けたので最後に書くつもり。
なお、和泉屋旅館では源泉を2本使っている。ぬるい湯と熱い湯で、ぬるい方は露天風呂と貸切風呂に、熱い方はぬるいのと混ぜて内湯に使っている。カランも源泉。
お湯はどちらも無色透明。ぎっちりキシつく肌触り。温度は朝入った時に計ってみたら、露天風呂の浴槽が35.1度、湯口が35.8度、内湯は40.6度だった。内湯も熱いどころかけっこうぬるめだが、露天風呂は体温より少し低い。だから入っているほどに寒くなる。なんせ11月で外気温が低いから。
飲むと淡い苦み。わずかにゆで卵っぽさがある。
内湯はまあ入っている分には寒くない。角の二ヶ所に形の違う湯口があり、入口に近い方は熱めで、露天に近い方はぬるめ。それぞれの湯口から混ぜずに源泉が出ているのかもしれない。
夜に入った時はたまたま大女将さんとご一緒した。陽が落ちるとお風呂も寒くなるのよねぇって言ってた。
ちなみに夜は入っていると寒くて出られなくなった露天風呂だが、朝には自分の身体も冷えていたせいか、不感浴みたいになって、むしろいつまででも入っていられそうだった。これはこれでヤバい。
その勢いで、貸切風呂にも入ってみた。和泉屋旅館には貸切風呂が1つあり、空いていれば自由に入れるのだ。
で、その貸切風呂が超可愛い!うわっ、形も素敵なら使っているタイルも配色もいい。デザインの勝利。
この貸切風呂、入ると最初に肌の表面にふわっとしたものがあり、それから内湯や露天風呂のようにキシつき始める。
肌を滑らせてみて最初のふわっという感触の原因が分かった。細かい泡がびっしりついていたのだ。ここ、めっちゃアワアワじゃーん。
入っている時は温かいとは感じないが、上がってしばらくしてからぼわーんと温まってくるのはいかにも名湯という感じだった。
ところで霊泉寺温泉の源泉の話だが、ぬるい源泉は温泉組合が所有しているもので、元々の霊泉寺温泉ということだった。もともととは言っても、何度かボーリングしなおしたりしているらしいが。
一方、平成元年に市がボーリングして新たに47度の源泉を掘り当てたそう。
和泉屋旅館ではこの2本を両方使っていて、内湯は2つの湯口からそれぞれ。それ以外のお風呂はぬるい源泉オンリー。そしてカランのお湯は2本を混ぜたものをタンクで冷まして使っているそうだ。