子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は適温、泉質は特に問題なし
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
大きな温泉地である割に、温泉街的な風情が足りない長野県の浅間温泉。その浅間でいきなり、異世界みたいな門。そして玄関を開けると、これまた時代劇の世界。最高!この静謐な重厚感、よくぞここに残っていた。
しかもこんなに老舗っぽくて素敵な建物なのに、日帰り入浴を受け付けてくれるとは!といいつつも、前回浅間温泉に来た時に、ここに入ろうと思ったら臨時休業中だった。
それで、今回の旅で唯一ここだけは最初から絶対入ろうと決めていた。
「目之湯旅館」の浴室は大小あり、曜日で男女が入れ替えになる。月水金は大浴場が女湯とのこと。それで今日は女湯が混んでいるらしい。
大浴場の内湯は浴槽もそこそこ大きいが、浴槽に対して浴室の空間が大きく贅沢。
木製の浴槽は肌あたり柔らかく、しかも浴槽の縁だけでなくそこまで全て板張りなのは嬉しい。適温のほぼ透明と思われるお湯は、ふわふわと消しゴムかすみたいな大きな湯の花がたくさん。そしてなんともわからないが、甘い感じの石のにおい。
肌触りは滑りすぎることなく、ふわっと表面に層があるような上質な感触。本当に何から何まで上質感。
露天風呂は脱衣所を経由して反対側。新しく作ったかリフォームしたか、真新しい木の階段、手すり、樽のような浴槽。こちらの方が少し温度は高め。
内湯同様、白い湯の花がたくさんある。
ところでこの温泉の脱衣所で、偶然温泉系の有名人にお会いした。お互い名前は知っていたものの顔を合わせるのは初めて。場所が脱衣所だったので、何故か裸のまま名刺を交換するという初めての体験をしてしまった。