明治温泉 山の宿明治温泉

冷たい源泉が打たせ湯の秘湯の宿

[2020年8月のデータ ただし設備等は2021年7月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ お湯はぬるめもあり、濁り湯は深さがわかりにくいので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり

明治温泉 山の宿明治温泉 体験レポート

御射鹿池
御射鹿池

かの東山魁夷が作品「緑響く」のモチーフに使ったというリフレクションが美しい「御射鹿池(みしゃかいけ)」。ここから脇道に入って坂を下りるとどん詰まりが「明治温泉」である。

明治温泉の外観

昔から名湯として知られてきた明治温泉は、実は泉質名が付かない規定泉。しかしpHは3.8と酸性で炭酸成分が多く、美肌で注目のメタケイ酸も140mg近い。ただ温度は低い。奥蓼科のこのあたりは割とどこも酸性の冷たい温泉が湧いている。

明治温泉とおしどり隠しの滝 おしどり隠しの滝を上から
明治温泉の横は渋皮が「おしどり隠しの滝」を作っている

そもそも宿の傍らを流れる渋川が既に酸性水。だから上から見下ろすと酸性を好む珍しいチャツボミゴケが生えていることから川の水が緑色に見えると。なるほどねぇ。

明治温泉の源泉
明治温泉の源泉はここから

明治温泉ではその冷たい規定泉―23~24度の源泉を打たせ湯に使っている。

明治温泉のロビー
明治温泉のロビー

正確には男湯も女湯も温度をたがえた3つの浴槽を用意して、
①まず非加熱の源泉は打たせ湯に、
②38度まで軽く加熱した源泉は窓を開けて半露天風呂風に使えるぬる湯浴槽に、
③42度までしっかり、しかし熱すぎない程度に加熱した源泉は残るもう1つの浴槽に注いでいる。

明治温泉の男湯
明治温泉の男湯、正面の暗いところが打たせ湯、奥の濁り湯がぬるめ

①の非加熱打たせ湯だが、これが本当に冷たい、寒いのが苦手な私はとうていそのままでは入れない。そこで一番温かい浴槽で温まってからのぼせる直前ぐらいにトライしてみるのだが、それでもムリ。泣きながら無念の撤退。

明治温泉の打たせ湯
冷たい源泉の打たせ湯

打たせ湯の下がそのまま浴槽になっていて、打たれなくても入れるのだが、容赦なく冷たい飛沫が飛んでくるし、打たせ湯が落ちることによって常に水が動き続けているのでモロに水温の影響を受けるのだ。逃げ場がない。せめて非加熱源泉は打たせ湯じゃない浴槽に…ごにょごにょ


②のぬるめは長湯をするのにちょうどよい。加熱掛け流しで循環はしていない。いい感じの黄茶色の濁り湯になっているのも好き。だいたいここでのんびりするのがベスト。

明治温泉の女湯
明治温泉の女湯、奥の濁り湯がぬるめ、手前の透明なお湯が熱め

③は濾過循環しているのでお湯はほぼ透明。寒いと思ったときに短時間入浴するのにいい。上がる前とか。

明治温泉のぬるめ濁り湯
男湯のぬるめ濁り湯

3つとも全部違った楽しみ方ができるので、分けてあるのが技ありだと思う。お湯は全体ににおいはそれほどなく、肌触りはキシつく。非加熱源泉はそれなりに泡付きもあるらしいが、とにかく冷たいので泡を待つことができない。

明治温泉の客室一例

ご主人は冬はゆっくりめのローテーションで、夏はさっさとローテーションして、この3つのお湯を回ると湯上りにとてもさっぱりするよと。

明治温泉のカフェスペース
2階のカフェスペース、イベントにも使える

そうそう、この明治温泉のご主人がとても楽しい方なのだ。食事も美味しく、特に野菜が絶品。冷たい源泉もさることながら、泊まって周辺の自然を満喫するのがこの宿の本当の楽しみ方。

明治温泉の裏手の森
周辺の森、というか明治温泉のすぐ裏手、普通に鹿とかうろうろしている

館内の様子や食事については記事の方に詳しく書いたのでぜひそちらもご覧ください ⇒ 「山の宿 明治温泉」信州・奥蓼科の秘湯はまるで温泉パワスポ

明治温泉の夕食の野菜

近隣の子連れ遊び場情報

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