大町温泉郷黒部観光ホテル

子連れ家族のための温泉ポイント

大町温泉郷黒部観光ホテル体験レポート

大町温泉郷は結婚してすぐのころに一度来たことがある。確か結婚祝いの中に旅行券か何かがあって、それを使って泊まったのだ。それきり黒部の長野県側にはずっと来ていなかったような。

その時、大町温泉郷はそこで温泉が湧いているのではなく、葛温泉からの引き湯だと知って、へーと思った記憶がある。

2021年に大町温泉郷を再訪したのは、信州物見湯山手形で無料入浴できる施設が2ヶ所ここに固まっていたからだ。2ヶ所は「黒部観光ホテル」と「薬師の湯」。先にやってきたのがこちらの「黒部観光ホテル」。

山岳地帯の入口にあるリゾートホテルって雰囲気の赤い三角屋根。スキーが流行ったころによく見かけたタイプの建物かな。

浴室に入ると思った以上になかなか広い内湯と、その内湯の先にガラス越しに露天風呂が見えた。足を踏み入れてすぐに、広々とした開放感とともに露天風呂の紅葉まで見渡せる浴室のデザインはいい感じ。

一方、お湯の方はそれほど特徴がないように思えた。内湯は塩素消毒臭。露天風呂はとくににおわなかったが、少しキシつく肌触りのほかはあまり印象がない。

内湯は一つの湯口から2つの浴槽にお湯が注がれるようになっている。底が青い敷石で、これが透明なお湯を通してゆらいで綺麗。

温泉の飲泉所じゃなくて「北アルプスの伏流水」でした

露天風呂はサウナと水風呂がある。温度はごく適温で、湯上りの肌はサラサラする。

何故かトトロ

ちなみにけっこう感激した女湯（石の湯）と違って、この時男湯だった方（木の湯）は意外と閉塞感があったと夫談。