切明温泉 河原の湯(野湯)【秋山郷】

河原からお湯が湧いているので自由に入浴できる天然露天風呂スポット

  • 所在地 長野県下水内郡栄村堺
  • 泉質 カルシウム・ナトリウム―塩化物・硫酸塩泉?
  • 設備等 ただの川なので何もない。川の増水時、悪天候時は危険
  • ※栄村秋山郷観光協会公式では必ず水着着用と記載されている
  • 公式サイトURL http://sakae-akiyamago.com/soak/5480/
[2024年4月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆  熱湯の箇所もあるので注意
  • 設備☆☆☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 夏なら子連れでも楽しいかも、寒い季節は勧めない

切明温泉 河原の湯(野湯)【秋山郷】 体験レポート

秋山郷の滝
途中で見た滝

秋山郷といえば長野県と新潟県にまたがる秘境。特に最奥の切明温泉は河原から温泉が湧出して、スコップで掘ればすぐに湯船が作れることで知られている。前から行きたいなぁとは思っていたけど、これまで切明まで行ったことはなかった。

通行止めの看板
あちこちに通行止めがあって道に迷う

この時は4月半ばで山にはまだ雪があった。天候はポツポツ雨が降っていて、切明に行く途中の宿や日帰り温泉は2軒ぐらいまだ冬季休業中だった。

切明温泉の看板

切明温泉でスコップで掘る河原の野湯へ行くなら、雄川閣という宿の駐車場に停めて歩けと看板にあったのでそうすることにした。雄川閣もまた休業中だったので駐車場はガラガラだ。

雄川閣
雄川閣の駐車場

車から下りたら傘をさして川を渡る。湯気の上がる雄川閣の露天風呂とおぼしきものが吊り橋から見えた。

切明温泉の吊り橋
雄川閣の駐車場に車を置いて吊り橋を渡る
駐車場から見える露天風呂
吊り橋から雄川閣の露天風呂とおぼしきものが見える

さて、橋を渡ったもののそこからどう行けばいいのかわからない。看板の適当な図解によると吊り橋の袂あたりから河原へ下りれそうだ。

切明温泉の看板
この看板を見て雄川閣の駐車場を利用した。スコップも貸してくれるというが休業中なので無理

しかし下りようとすると雪が思ったより深く、2回ほどずぼっと足が埋まった。ベージュのチュールのロングスカートとか履いてこんなところに来るやつは他にいないか。仕方ないのでスカートのすそをゴムで縛って先へ進む。

橋のたもと
最初に河原に下りた橋のたもと

河原には下りれたものの雪解けの川の水は冷たくどこにお湯が湧いているのかわからない。対岸の雄川閣の露天風呂の他に中州のようなところに石を組んで湯船を作ったような人工物があるように思えるが、冷たい川を渡って中州に行くのは無理だ。

川の中州
中州の辺りに誰かが作った露天風呂に見えないこともないものがある

途方に暮れていたら夫がいったん上に上がったところから川に沿って歩くと、また河原に下りれそうな場所があるというので戻り、雪の上を少し歩く。少し先からもう一度河原に下りて、さらに上流を見ると、なんと岩の間に湯気が上がっているではないか。あれか!

河原の大岩
大きな岩がごろごろしていて先へ勧めない。いったん上に戻る
中津川
別のところから下に降りたら先へ進めそう

そこで湯気まで進むと、ヒューム管のような人工物の円形の浴槽のようなものを中心に、両側に手作りの岩風呂のようなものがある。円形で囲まれた内側からはポコポコとお湯が湧いている。やった、これだ。

切明温泉の野湯
なんかお風呂っぽいものが見えてきた

川に向かって左はぬるいと夫がいうので上流から右側に回る。すると下りれそうなところに砂地で浅い湯船があり、そこはちょうど43~44度と適温。夫は「足湯にしとけ」と言うけど、ここまで来たら入るでしょ。
「俺は入らないよ」
「あっ、はい」」

河原の湧出地
円形の内側の川底からお湯が湧いている

オーストラリアや尻焼温泉で勇気もウェアも無くて野湯に入れなかったことを未だに後悔してるんだ。もちろん準備は万端、ちゃんと湯あみ着を持参したよ。というわけでチャ~レンジ!

切明温泉入浴中
入ってみた

砂地の湯船は浅いので、すぐ隣の円形の部分に隣接している方に移動。こちらは普通のお風呂ぐらいの深さがあるが、熱くて冷たい。というのは円形の部分から溢れてくるお湯は激熱で、川の水が冷たくて、攪拌するとやっぱり冷たすぎ。じっとしていると部分的に熱湯が流れてくるので、なかなか落ち着けない。円形の内側は測ると軽く55度を越えた。

お湯の温度が熱い
この円形の内側から熱湯が流れてくる

ここでしばらく粘り、最後は浅いけど砂地のところでしゃがんで上半身にお湯を掛けて上がった。私はほとんど野湯に行くことはないので、着替えは下が土や泥なので苦労したが、まあまあ面白い体験だった。

適温で入るのは難しい

雪が残っているとはいえ、寒い日じゃなくて良かった。雨もいつにまにか止んでいた。お湯のにおいや入っている時の肌触りは特に感じられるものはなかった。川の水で大量加水しているせいもあると思う。ただし湯上りは妙に全身つるつるになった。

切明温泉の河原の露天風呂から
河原の露天風呂から見える景色

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