湯田中駅前温泉楓の湯

子連れ家族のための温泉ポイント

湯田中駅前温泉楓の湯体験レポート

楓の湯の外観

長野電鉄長野線の湯田中駅舎を裏手に回るとある。まさに駅とひとつになった駅前温泉。

券売機

どうせ駅前のコンビニ的な日帰り温泉なんだから、大したことがなくてもしょうがないだろうと思って入った。いやいやいや、湯田中温泉なのだもの、けっして侮ってはならないのだった。上がってくるころには、もうへろへろよ。

売店

さて、面白いのは館内の廊下のすぐ横に、小ぢんまりとした休憩室があって、そこの窓からホームが見えること。最初は普通電車だったけど、そのあとスノーモンキー号も入構してきたよ。

浴室に続く廊下の横に休憩室

窓からはすぐ近くに入構しているスノーモンキー号

そんなに大きな施設ではないが、お風呂は男女別に内湯と露天風呂がある。お湯は加水掛け流し。ロッカーは100円を入れて、利用後に戻ってくるタイプ。

男湯の暖簾

また隣に旧駅舎を利用した「楓の館」という休憩室兼展示室があり、外に足湯がある。浴室は撮影禁止なので、このあとの画像はこの足湯と「楓の館」を貼っていく。お湯の感じなんかは足湯を見てくだされ。

外には足湯もある、この時はまだ寒かったのでビニールカバー付き

お風呂のお湯は気持ち熱めで、42～43度ぐらい。色は透明で、特に露天風呂は光がよくあたって湯の花がよく見える。

足湯の中はこんな感じ

湯の花は白っぽいように見えたが、手を下に入れてみると薄茶色。これがたくさん浮くでもなく沈むでもなく、均一にお湯の中を3Dに漂っている。

湯の花がたくさん

肌触りは表面に少しふわっとしたトロミのようなものを感じる。そしてすべすべとする。

塩化物泉なのですぐに温まるが、まだ露天風呂は季節的に涼むには涼しすぎた。だからのぼせたら上がって、寒いと感じたらまた入るの繰り返し。

楓の湯に隣接した楓の館

楓の館は旧駅舎をリフォームしたもの

お湯からはそれほどにおわないが、湯口からは少し硫化水素臭が嗅げる。何かをこんがり焼いた香ばしい系のにおい。淡い塩味あり。

このベンチはスキー板でできている

本当は湯田中あたりでもう1～2ヶ所日帰り入浴してから泊まっている宿に戻ろうと考えていたけど、「楓の湯」一ヵ所でけっこうぐったりくるぐらいに温まったので満足した。今日はもう帰る。

楓の館の館内

楓の館にいる温泉むすめさん

この時はお雛様も飾られていた