信州平屋温泉ひまわりの湯

子連れ家族のための温泉ポイント

信州平屋温泉ひまわりの湯体験レポート

「道の駅信州平谷」に併設された日帰り温泉で、とても人気があるらしい。フリーペーパー道の駅の読者が選んだナンバー1温泉だと館内で案内されていた。実際にお客さんも多かったし、道の駅に温泉があると使いやすいのは確か。

ひまわりの湯の外観

そしてお湯もけっこうインパクトがあった。実はここに来る少し前に、高アルカリでそれなりに知られた昼神温泉の日帰り温泉「湯ったり～な昼神」に寄ってきたのだが、こちらの「ひまわりの湯」の方が断然にゅるにゅるする。にゅるにゅる好きなら見逃せないウナギを素手でつかんだようなあれだ。

ちなみにこちらの源泉のpHは8.7で、9越えの昼神温泉よりはアルカリが低い。実際このくらいの方がにゅるんにゅるんする例は多い。

券売機

浴室は、内湯のスペースも広いがとにかく露天風呂がでかい。

それはさておきまずは内湯から。窓の近くには気泡浴と圧注浴。窓から離れた方は少し浴槽が深め。温泉自体が無色透明だから、このどちらが温泉なんだろうと手を入れてみたら、両方ともにゅるんにゅるん。正解は両方が温泉だ。

浴室への廊下

浴槽が深い方が温度はきもち熱めで、気泡浴の方はぬるめ。といっても源泉は冷鉱泉だから両方とも加熱。においはカルキ臭＋海苔の佃煮みたいな。この他にサウナと水風呂もあった。

浴室入口

広い露天風呂は洋風で曲線的な形。中心に白い大理石の女性像があり、座して手に持つ花からもお湯が流れ落ちる。露天風呂は広い分、あちこちからお湯を出している。そして白い石像のお湯が出る周りだけ、温泉で黄色く染まっている。

「ひまわりランド」ってちょっとかわいい

露天風呂は浅い部分を広く取っていて子供連れに入りやすい工夫がある。しかし泉質の関係もあって滑るという点ではなかなか危ない。この手のお湯って本当に滑るからね。

奥は食事処のカウンター

打たせ湯は跳ね返りも含めて酸化しやすいのか、ここだけ白い軽い表面に浮くタイプの湯の花が多かった。

食事処兼休憩室

まあでもここの特徴はやっぱりにゅるにゅる湯だね。お湯から上っても、完全に乾くまでは全身が猛烈にヌルヌルしている。そしてあまり温まらないタイプのお湯で、上がるとちょっと寒かった。

座敷の休憩室

売店