戸倉温泉湯のさとちくま白鳥園

子連れ家族のための温泉ポイント

戸倉温泉湯のさとちくま白鳥園体験レポート

湯のさとちくま白鳥園の入口

「白鳥園」って名前を聞いたとき、福祉施設の名前かと思った。わりと公共の温泉には地域の高齢者向け施設で共同浴場を兼任しているところも多いから。だっていかにもありそうな名称じゃない？

実際に足を運んでみればやけに四角い外観もそれっぽい。思ったより規模が大きく綺麗な建物だったけど。

湯のさとちくま白鳥園の外観

もともとの成り立ちが公共の施設だったのかはわからないが、地蔵温泉十福の湯などと同じ会社が運営している。

湯のさとちくま白鳥園の産地直売所

レストランや産直などの設備も整っていて、家族連れの利用が多そう。入浴料は効率的に券売機を置いている。

湯のさとちくま白鳥園の券売機

館内は結構洒落ていて綺麗な作り。周辺の景色も良く、これはなかなか人気がありそうだ。

湯のさとちくま白鳥園の内湯

内湯は消毒薬剤の塩素臭が少し。源泉は35度弱なので加熱循環したお湯を注いでいるのか、浴槽内だけでなく湯口から出るお湯も塩素のにおい。水風呂は井戸水使用。

広い窓は湯気で完全に曇っていて、らくがきをしないように注意書きがあった。確かによく見るとガラスにうっすら指で絵を描いた後が。子供が描いちゃうのかな、気持ちはわかるけど。

湯のさとちくま白鳥園の露天風呂

一方、露天風呂に出ると3つ並んだ寝湯、東屋風、小さい長方形の湯船と、3種類の浴槽が。そしてなんとこっちのお風呂は塩素臭がしない。それどころかちょっと焦げた硫黄臭がする。露天の湯船はどれもそんな感じ。これはなかなか良いではないか。

湯のさとちくま白鳥園の寝湯

pHは9近くあり、滑る感触がありつつも少しきしつく。サウナではロウリュも行われるらしい。寝湯は浴槽内に体のカーブに合わせた簀の子があるのが芸が細かい。紅葉の景色もいいし、ここ、最初に思ったよりなかなかいい温泉だ。

湯のさとちくま白鳥園の湯口

あと書いておくとしたら100円玉が二つ必要だってこと。使用後に返却されるけど、靴箱とロッカーと2回必要なので、小銭の持ち合わせがなければ券売機で入浴料を払うときに細かくしておくと吉。

休憩室とか湯上がりカフェとかお洒落な雰囲気。湯上がりは指先がつるつるになったよ。

湯のさとちくま白鳥園の休憩室