下諏訪温泉ぎん月

子連れ家族のための温泉ポイント

下諏訪温泉ぎん月体験レポート

下諏訪温泉は上諏訪温泉とは違って湖畔からは少し離れている。そのぶん、静けさがあるといえばそう。

ぎん月の外観

「信州しもすわ温泉ぎん月」は品の良さそうな宿で、お風呂の作りとしては内湯と露天風呂は離れていて、いったん服を着ないと移動できないようになっていた。

受付前

受付でそれを聞いて夫はどっちか片方でいいやと思ったみたいだけど、せっかくなので私は両方入るよ！ちなみに料金は片方でも両方でも同じ。なお露天風呂は夜には貸切として使うそうだ。

松本民芸家具を配したロビー、奥に座っているのは人形

内湯は脱衣所に小タオルの備え付けがあり、洗い場にはシャンプー類もそろっている。脱衣所に「掛け流しなので～」と記載がある一方で、使用状況の説明欄には濾過循環と書いてある。

もう一つ、「ぎん月」のオフィシャルサイトでは泉質の所に「弱酸性・硫酸塩泉・無色透明」と書いてあるが、分析書には「単純泉（低張性弱アルカリ性高温泉）」とある。合っているのは「無色透明」だけ？？

内湯

分析書は綿の湯源泉と旦過の湯源泉の混合となっていて、旦過の湯源泉は硫酸塩・塩化物泉だから、混合して単純泉になっているという可能性が高いか。

ちなみに湯上り後にフロントで伺った話では、内湯は循環しているが、露天風呂は掛け流しで使用しているということだった。むしろ露天風呂の方が塩素消毒臭が強かったが、これは清掃時のものなのかもしれない。

湯口

お湯は確かに無色透明。においはほとんどないが、湯口はほんのりと何かが香る。そして湯口の析出物はなかなか立派で見ごたえがある。

露天風呂は内湯とは離れた別棟にある

肌触りはふわっと滑らせれば弱く滑り、強く触れるとキシっと止まる。品の良い滑りという感じ。

露天風呂の脱衣所、のれんの向こうが露天風呂

温度は内湯も露天風呂も41度程度のぬるめ適温でゆっくり入りやすい。湯上がりはぬるめのわりに、爽やかに温まる。

露天風呂

それから露天風呂には面白いものがある。恋札というもので、お風呂で占いができる。お風呂に詩歌の書かれた札を一枚ずつ沈めて、浮いてきた裏表で恋を占う。

恋札占いの札は湯口の上にある

表に詩歌が、裏に下諏訪温泉の文字が書かれている

占ってみた

私は4枚が表で、「積極的に行動を　案ずるより産むがやすし」。