京町温泉郷 京町観光ホテル

京町温泉郷の中心的ホテル

  • 所在地 宮崎県えびの市向江669 TEL 0984-37-1231
  • 泉質 ナトリウム―炭酸水素・硫酸塩泉(低張性中性高温泉) 源泉名:彩光の湯
  • 日帰り入浴営業時間 7:00~21:00
  • 日帰り入浴料 大人(中学生以上)400円、幼児3歳以上小学生以下200円、2歳以下無料
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、貸切家族風呂×2、宿泊施設
  • 公式サイトURL https://kyoukan.jp/
  • ※温泉は許可を得て撮影させていただいています  
[2022年6月のデータ ただし、営業時間、入浴料等は2023年8月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ ぬるめの浴槽あり、家族風呂あり
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり

京町温泉郷 京町観光ホテル 体験レポート

京町観光ホテル

九州地方は東北と並んで温泉が豊富というイメージがある。その中に於いて、なぜか広大な面積を持ちながら、いまひとつ温泉に恵まれない宮崎県。

京町観光ホテルの外観

そんな宮崎県の温泉はえびの市に集中している。えびの市自体が熊本県・鹿児島県との県境にあるので、もしここまでが熊本もしくは鹿児島の版図だったら、もっと宮崎県の温泉は乏しいことになっていただろう…なんていつも思ってしまう。

京町観光ホテルのロビー
ロビー

よって、宮崎県に於いて温泉強市であるえびの市だが、その一方で一軒、また一軒と温泉宿が減りつつあるイメージもある。えびの市で宮崎県の温泉は支えられているのに!(言い過ぎ)

京町観光ホテルのキッズコーナー
子供が遊べるコーナーもある
京町観光ホテルの家族風呂の暖簾
家族風呂の暖簾

えびの市の京町温泉郷の中心的存在が、今回宿泊した「京町観光ホテル」だ。なんとか観光ホテルというと大型観光バスが停まる高層の大型宿泊施設をイメージするが、ここはそこまで大きくない。館内はそこそこ広いが、ロビーなどはアットホームな感じ。

京町観光ホテルの右の家族風呂
右側の家族風呂
家族風呂の湯口

お風呂は男女別の大浴場のほかに貸切風呂の家族風呂が2室ある。2023年現在は公式サイトで1時間1200円となっているが、私が泊まった2022年6月時点では、コロナ禍だったこともあり、空いていれば札を返して自由に利用できたと思う。

京町観光ホテルの左の家族風呂
左側の家族風呂、左右対称なだけで基本的な作りは同じ

大浴場の浴槽はけっこう特徴的。多角形の浴槽の中が3槽に仕切られ、湯口は一か所、残りの2つには内壁に開けられた丸穴からお湯が流れ込むようになっている。

京町観光ホテルの脱衣所
脱衣所・浴室の撮影は女将に許可及び他のお客さんがいないことを確認してもらったうえで行った
京町観光ホテルの大浴場
ユニークな形の浴槽

だから湯口のある槽が一番熱く42度ほど。中間で40度、一番ぬるいところは備え付けの温度計が無かったが、ここだけ浅い。子供と入るにもいいかも。

京町観光ホテルの湯口
湯口のある浴槽が一番熱い

露天風呂は立派な屋根付きで雰囲気がいい。お湯の色は黄色から緑、茶色へのグラデーション濁り湯。

京町観光ホテルの露天風呂
露天風呂は東屋風
露天風呂の銘板

少しすべすべと滑る感触があり、そのあとキュッと止まる。粘土のような鈍いにおいの後から刺激的な灯油とも臭素ともモールともつかないものが追ってくる。味もあるがなんともいえない。

露天風呂のお湯が流れる所

湯上がりは完全に乾くまで少しべとつく。なんだかいろいろなタイプの性質が入り混じっているようで面白い温泉だった。

露天風呂から見る庭園

泊まったけど素泊まりだったので食事に関する写真やコメントは無し。お部屋は洋室にした。チェックアウト時にセルフサービスのコーヒーが飲める。女将さんが親切で好印象。

京町観光ホテルのツインルーム
泊まった客室
京町観光ホテルの客室

近隣の子連れ遊び場情報

  • 矢岳高原県立公園
  • えびの高原