子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★★ お湯はぬるめ。
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
もともと今回の九州10日間周遊の旅は宮崎県の温泉に入ることを目的としていた。九州の中で宮崎県だけ全然入っていなかったので。
2014年12月に吉田温泉の亀の湯温泉だけは入ったけど、その直後に廃業してしまって、もちろん亀の湯温泉はとてもいい温泉だったけど、数としてはノーカウントみたいに思っていた。
それで九州旅行を企画したのに熊本県を通過するのに2泊して(自分としては)バンバン入りまくって、ようやく宮崎県に到着した第一弾がここ。
雨の夕方で、途中の道や外観はちょっとうら寂しい雰囲気だった。
中に入って驚いたのは、廊下の足元がガラスで下の池の鯉が見えること。ここは鯉料理でも有名なお宿なのだ。食事のみの利用もできる。
浴室はいい感じにワビサビが効いている。古いけれども綺麗にしてある。
浴槽は2つ?3つ? 手前に長方形のいかにもお風呂ですという浴槽があり、奥に岩風呂らしいのが見えるのだが、この岩風呂自体が2槽に分かれていて、湯口の直下に小さいお風呂みたいなものがある。
温度は手前から40.5度、38.6度、25.3度。一番温かい長方形の浴槽ですら40度ちょっとというぬるめ。お風呂なんだかなんだかわからない一番小さい所なんて25度なんだから完全に水風呂だ。
ちなみに源泉温度は38.2度とあるので、岩風呂の大きいところがそのままなのか、ちょい加熱なのか謎というところ。長方形の方は加熱しているのだろう。でも熱すぎると感じるほど温度を加工していないのがいい。
お湯を飲んでみると金気臭とともにほんの少しだけ炭酸水素っぽいじゅわっとしたものを感じる。アワ付きなどは確認できず。
岩風呂は38.6度でもぬるくて鳥肌がたってきた。しかし、長方形の温かい方と交互に入っていると、熱さはまるで感じないのに汗が出てくるのが不思議。
さらに湯上りは全然温まった気がしないのに中からポカポカしてくる。ひやっと寒い感じもしない。本当に不思議。そしてメタケイ酸効果か、指先はつるつるになっていた。